昨日の英語の日記、英語でコメントしてくれたみなさんありがとうございます!

留学中の方や海外で生活されてる方など、いろんな方からアドバイスをいただけてとても嬉しかったです。ブログには反映されていないみたいですが、僕はしっかり読んでます。みなさんの声はちゃんと僕に届いてますよ。いつもありがとうございます。




さて今日は、去年の冬にジャマイカのフルマラソンに参加してきたお話。


時差14時間!常夏の島!42.195km!


日本ではハーフマラソンの大会には参加してまして、90分台で走るのですが、ジャマイカでのフルマラソンは大変でした…。

一緒に参加したのは、宇宙飛行士の試験も共に受けに行った南波六太先輩!
(どんっ!)

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ジャマイカ人はなんでもいい加減。

レストランでは、 注文して1時間後にそのメニューは終了しました。と告げに来る。 そんな人たち。


参加するマラソンは 参加人数約200人という超~マニアックな大会。
ちなみに東京マラソンは35000人。


とにかく暑いのでマラソンは早朝にスタート。 辺りは真っ暗。スタート地点には松明を持ったボランティアが数人いるが、本当に数人なので、スタートすればすぐに真っ暗に。


なんでもジャマイカ人は暗くても遠くまで見えるらしい。 すごい。

準備運動しっかりして、いよいよスタート!

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暗闇を駆け抜けるのは結構快感。
涼しいし、みんなが盛り上がっててお祭りみたい。

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3時間前まで雨が降っていたため、あちこちにぬかるみが。 暗くて見えないため足を取られ、しばらくして足首を捻挫してしまった。

次第に夜が明けてくる。あたりは生い茂った木々に囲まれ、そこかしこからレゲエが聞こえてくる。

そう、レゲエを聞きながら海岸沿いを走ろう!が謳い文句のこのマラソン。

しかし、別に生演奏してるわけではなく、音楽は道端の車の中から大音量で流している。

そして、オーシャンビューのコースのはずなのに、木々のせいで海が見えないっ!


突然、背後から大きなクラクションを鳴らし車が駆け抜ける。 交通規制してあるはずなのになんでもありの国ジャマイカ。


給水所でもらえる水はぬるいものばかり。暑いから仕方ないね。

休憩所には、予定されているはずのバナナがない。 ランナー以外の人も勝手にどんどん食べちゃう。そしてすぐに品切れ状態。先着何名様限定のようなものなのか。 細かいことはお構いなし。

道ゆく人たちからはたまに罵声が飛んでくる。 黄色人種差別。石やゴミも飛んでくる。ここには書けないこともいろいろあった。

海外生活があってそういうのわかる人だともっと気分を害するかも。

まぁひどい人たちは無視してマラソンに集中集中!


雨上がりのため、常夏の太陽に焼かれたアスファルトの上はまるでフライパンのよう。

熱射病なのか脱水症状なのか、はたまた陽炎のせいなのか、 視界が揺れてくる。

必死の思いで休憩所にたどり着いて一休み。 そこには冷たい水があったので、足を冷やす。

変な人が薬みたいのをもってきてつけてやると言ってきたけど、 なんの薬か聞いても知らないというし、説明書見せてといっても、 そんなものは必要ないと答えるし。 怪しいので断る。

トラブルは日常茶飯事。
説明しても「No Problem」 としか言れわない。

そう言えばジャマイカにはNo Problemと書かれた看板があちこちにある。

自分の身は自分で守らなきゃ。


10分ほど休憩して、またマラソン再開。 そういえば今はマラソンの途中だった。

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そんなこんなで無事完走。
ゴール地点にでっかいタイマーがあるが、 それは正確な時を刻んでなく、あくまでの目安にしてくれとのこと。


ジャマイカ人はなんでもいい加減。


日本人のように時間に縛られた生活をしていない。
寝たいときに寝て、起きたいときに起きる。


ストレス社会で生きるのはいやだ!って人には向いている…かも?



レース後はカリブの海の見渡せるレストランへ。美味しいご飯も食べれて、最高の思い出になった。夕日キレイでしょ。地球の反対側にいたって、同じ空の下にいるんだよ。ここではレゲエの生演奏が聞けてすごく感動した。

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P.S.
帰国後、迎えた夏の暑さでこのマラソンのことを思い出した僕は、久しぶりにジャマイカ料理が恋しくなり、国内のジャマイカンレストランへ。


…閉まってる。

お盆はとっくに終わってるのに、お盆休みをとられてました!(どーん)

おしまい。