戦略人事とプロフェッショナル人事を考える ”与えよさらば与えられん” -2ページ目

戦略人事とプロフェッショナル人事を考える ”与えよさらば与えられん”

戦略人事とプロフェッショナル人事を探求するブログ



「活躍できる人」「停滞する人」「消える人」と3つのタイプに分けて、

ファッションから仕事、プライベートの過ごし方までを指南」している本です。

肩ひじをはらずに、気楽に読むと良いと思います。

*****1分間でわかる サマリー******

1.人は見た目が9割

⇒ 第一印象で決まる、ものと肝に銘じる。

外見は常にチェック、また、おしゃれは足元から

2.仕事は速攻で片づける

1)仕事の判断力+中間処理のカットで決まる

2)積極的に忙しくする。それが仕事のスピードを上がる

(自分を追い込む)相乗効果を生む

3.結果にフォーカスする

1)「答えが出るように行動したか」「相手が望むことをしたか」

2)粘り強さ+柔軟性のある行動力+「結果が出たことにする」自分の割り切り

4.きれいな言葉を選んで使う

1)何に対しても否定的なことをダイレクトに言わない

2)自分が言われて嫌なことを相手に言わない

3)汚い言葉を使わずにいい言葉づかい、いい表現をする

5.ネタの引き出しを多くする

「事業アイデア」「生涯計画」「今年の目標」など、

リストを作っておき、いつでも出せるようにする

6.話し方にオーラを出す

いつも姿勢をよくして顔の表情にも気を付ける

立ち居振る舞いも堂々と

7.イライラしない、カリカリしない

8.どんなにいやな上司でも、きちんと立てる

9.趣味に没頭する、まじめに遊ぶ

10.安定感とバランスを武器にする

ミスのない過去と敵が少なくトップに従順な気持ち

が、現実として、出世の一番大事な要素となる

①会社の方針や上司を一切批判しない

②同僚・部下にも個人的な感情をはさんだ付き合いを控える

➂個人プレーをせず、今いる組織や上司とともに成功するイメージで

仕事する

11.「段取り」を良くして、ストレスを溜めない

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作者の海老一宏さんは、日経新聞にも就職活動をする学生向けに

いろいろなコラムを書いており、こちらも非常に面白いです。

そんな作者の書いた本ということもあり、興味本位に手に取って

みました。


書いてあることは、「菜根譚」「論語」などの処世訓に通じるところが

多いと感じました。つまり、ビジネスの世界でも、古今東西、

人としての本質や普遍的な部分が大切ということでしょうか。

「世の中は自分中心には回っていない」

「自分から変化を作り出していく姿勢が大切」

「人生は楽観的に」

このようなメッセージを著者は、読者に対して送っています。

敢えて言えば、表題については疑問かも?


本当に「一流と言われる3%のビジネスマン」がやっている

と言えるのかどうか、本の内容と一致していないような気もしますが、

自分が取り入れられるところを気軽に取り入れる気持ちで

読むと良いかと思います。




「ポジティブ思考」ということが何かともてはやされ、

重宝されますが、本当にそうなのでしょうか?

そんな問いかけの応えた本です。


*****1分間でわかる 要約レジェメ*******

1. 「ポジティブに」「コミュニケーション力重視」の功罪


⇒ ネガティブな人ほど、注意深く行動する。

また、都度、立ち止まって反省できる、といった良さを持っている。

仕事をする上では、そのほうが良いとも言える


2.「仕事力」とは=「一人でいられる力」


3.多くの人が「平均より上」と思っている

⇒ まずは自分が無能と思うことが、できる人への近道


4.「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」


5.まずは目の前の仕事を、自分流を編み出す工夫を


6.自慢話やできる「アピール」をしない。言い訳はしないこと。


7.部下に甘い上司は「自分のことしか考えていない上司」と心得よ。

8.承認欲求や「コミュ力」に振り回される若者


⇒ それが本当のコミュニケーション力なのか?


9.まとめ

「一人でいられる力」「一人でじっくり考えること」を

集団のインプットをもとに、どれだけ持つことができるかがポイント


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何かと「ポジティブであること」「コミュニケーション力があること」

が会社社会では重視されているように思います。


新入社員の採用の際にも、会社は同じようなことを学生に

求めようとし、学生も必死になって「ポジティブ」「コミュニケーション」

である自分を出そうと頑張っています。


ですが、本当にそれが「できる人なのでしょうか?」

「できる人ほど謙虚」ということが本書のメッセージですが、

読み進めていけばいくほど、その内容が腹に落ちていきます。

本書のもう一つのキーワードは、「行き過ぎた承認欲求や

同質性に対する疑問」にあると思います。


このメッセージは、最近ベストセラーになっている

アドラー心理学、「嫌われる勇気」にも通じるところが

あります。


とは言うものの、本書は「孤高」でいることを美徳と

言っている訳でもありません。


集団の中の多様性にもまれ、インプットを受け、

それを一人でじっくり考えて、(他人に縛られない)

自分の行動としていくこと。


本書が「大切」と言っているのは、

このようなことだと思います。


「なるほど」と腹落ちしながら読める1冊ですので、

どうぞ一読してみて下さい。


ライフネット生命保険を起業された著者が、

「無敵の50代」になるために、それぞれの世代で何をすべきか、

どうすれば人生がよりよくなるかを説いた本です。


*****1分間でわかる要約レジェメ ******


1.凡人と偉人の違い


⇒ 常に原理原則に則って自分の頭で考え、

行動できるか否かにある。


2.ダイバーシティの効用


⇒ 「同質性」がやっかい。同じような人から言われると反感を買う

= 違う人から言われた方が聞きやすい


3.「20代の人」


1)「人間はチョボチョボ」 = 大きな差はない

2)ならば、仕事は「スピード」が重要 = 仕事の集中力を高める

3)ポイントは、①数字、②ファクト、➂ロジック

4)就職の会社選びも「相性」

5)グローバリゼーションとは? = 外国人をマネジメントする力のこと


4.「30代・40代の人」


1)部下はみな変な人=仕事は人生の30%なので、仕事で見せる姿は

その人の一面でしかない。

2)「ロザダの法則」= 1回叱られるには、その前に2.9回褒められることが条件

3)組織を任されるということ

⇒ プレーヤーからマネジャーへ

○ すべての課を公平に扱うこと

× これまでの延長線上で仕事する

× 知っていることばかりに突っ込む


5.「50代の人」


1)これまでの価値観が激変する時代を生き抜いてきた強み

⇒ 「特殊」と「普遍」を見分けられる

2)「遺書を書く時代」「起業の時代」

⇒ まずは強い思いを文書化し、「旗をあげよ」


6.これからの30年の世界


1)子供を増やす

2)労働者の流動化を = 生産性の向上を

3)日本を住みやすい社会に = 高齢化が進む分だけ、成長することが必要


※タテ・ヨコ思考 = 即ち、時間軸(歴史)と空間軸(世界)

※国語ではなく、算数で考える = 即ち、数字・ファクト・ロジック


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出口先生の著書は、単なるビジネスマンの自己啓発書に留まらない、

深みがあります。しかも、わかりやすく、実践的です。

実は、自分が「目指すべき人」のお一人であります。


それぞれの世代で、とても勉強になる内容が凝縮されていますが、

とりわけ20代の内容が参考になります。

これを自分も読んでいれば、当時もっと、社会人として、

スタートダッシュをかけることができたのかもしれませんが。


「常に原理原則に則って自分の頭で考え、 行動できるか否かにある。」


この言葉は芯を喰っていると思います。

すなわち、その「原理原則を身につける」ために、

本を読むということのモチベーションになります。


それぞれの世代で「何をすべき」かを考えさせる、

お薦めの本だと思います。