犬育てと子育ての大きな違い

【相手は人ではなく犬なのだ】というところ

人目線で考えるのではなく、犬目線で考えるというところ

では人と犬の違いとは何でしょう?

 

その違いの一つに「五感の違い」があります。中でも嗅覚は人の100万倍から数億倍と言われています。

 

五感 (five) sensesの違い

聴覚: hearing 人の約4倍。人は16方向を区別できるが犬は32方向を区別できる

視覚: sight 視力は0.2程度、色覚も白黒に近いが動体視力、視野の広さは人より優れている。
触覚: touch 皮膚の厚さは人の3分の1程度で、全身に触覚があり、人よりデリケート
嗅覚: smell 人の100万倍から数億倍。鼻腔が長いほど能力が高い。
味覚: taste 味を見分ける細胞が人の5分の1程度しかなく、味よりニオイ優先

 

五感だけでもこれほど違います。

 

人は情報源の7割は視覚から得ますが、犬の情報源の7割は嗅覚からです。

 

人は眼で見ることが優先の視覚中心の世界で生きています。

犬は鼻で嗅ぐことが優先の嗅覚中心の世界で生きています。

 

これは愛犬と同じ場所にいても感じている世界が違うという事になります。

 

この違いが、犬が人類最古の家畜となり、人と共に歩んでこれた理由だとも言われています。

 

もう1つ大きな違いは人は言葉を使う「言語動物」なのに対して犬は言葉を使わない「非言語動物」である事。

人は意思の疎通に言葉を使いますが、犬はボディランゲージを使って会話をします。犬は人の言葉に従いますが、言葉の内容まで理解している訳ではありません。でも言葉を理解する以上に人の気持ちを受け取る能力に長けています。

 

人は視覚中心の世界にいる言語動物

犬は嗅覚中心の世界にいる非言語動物

 

犬は人が文字を読んだり、テレビを見たりすると同じような感覚で臭いを嗅いでいます。

常に何千、何万という臭いの情報の中に身を置いているわけです。

 

 

人は自分の目で見た情報を一番信じます

犬は自分の鼻で嗅いだ情報を一番信じます

 

この違いを理解して、犬とコミュニケーションをとらないと犬育ては上手くいきません。

 

 

 

 

全ての犬種は人から与えられた仕事を持っています。

では家庭犬の仕事とは何でしょうか?

犬育てと子育て③へ続く