千葉市動物保護指導センターと公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)による初めての試みとして、千葉市立花園小学校にて6年生を対象とした動物愛護教室が開かれました。

 

アニマルセラピー活動に関しては多大な実績のあるJAHAでさえ、なかなか公立小学校での開催は少なく、AAE(動物介在教育)に関しての官民の協力はまだ難しいのが現状です。

 

今回はJAHAのCAPP活動の組織力の凄さと、率いる柴内先生の人間性のすばらしさに圧巻されました。

 

よく日本の動物愛護は数十年遅れていると言われますが、その大きな理由の一つが『教育』です。

 

柴内先生の「子供の頃に動物と五感で触れ合える環境こそが、子供の情操教育に一番大切な事」という言葉が心に突き刺さりました。今回のような取り組みが全国に広がっていけば海外の物まねでなく、日本らしい動物愛護の礎も築き上がっていくのではないのだろうかと感じました。

 

【動物に優しい心を持つ子供は人にも優しくなれる。一人でも多くの子供たちに動物を通して「優しい心」を育てる活動を続けていきたい】