【オイラーの等式】- 世界一美しい式 | 塩沼 哲 (Tetsu Shionuma) の旧ブログ - 他のブログへ移転しました
はいはーい。みなさんお元気?

今回は数学に関する話題です。

いくつかありますが、まずは 『オイラーの等式』

「博士が愛した数式」 という小説&映画の題材となっているので知っている方も多いと思います。

物凄く美しい数式です。

式はこれ。

$DJ TetsuSHIONUMA's Blog

凄くシンプルですよね。

ちなみに

e: 自然対数の底
i: 虚数単位
π: 円周率

ですよ!!

w(゜o゜)w びっくり!

ではないですか?

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・・・って、わかりにくいですよね。。

それに数学が嫌いな人もたくさんいると思うので解説します。

上記オイラーの等式は、下記の式のようにも表わせますよね。

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e の自然対数の底(ネイピア数とも言う)は無限に続く超越数で、値は

2.1828182845904525.............

です。
高校時代に習いましたが・・多分ほとんどの方が忘れていると思います。


i の虚数単位とは簡単に言うと -1 の平方根です。

つまり2乗して -1 になる数であり、実際には存在しない数です。
(なので虚数。これも高校時代に習いました)

ちなみに i は実在しない数でありながら、電磁気学や一部の工学、自然物理学等では意外と見られる数であり、これを使わないと求められない自然法則などもあるんですよ。

なかなか面白いです。


π は皆さんご存知、円周率です。

3.141592653589793284..............

これも無限に続きます。


これら3つの数 (2つは無限に続く数。ひとつは理論上でしか存在しない虚数) を数学的に組み合わせると(乗算および指数演算すると)、なぜか -1 というシンプルな数になってしまうのです。

なぜこうなるのかは、複素関数と三角関数を使えば証明できます。

ちょっと難しい話になってしまうのでここでは割愛しますが、興味のある方はググってみても面白いかもしれませんね。


ヽ( ´ー`)ノ