さて、YouTubeの見出しのような釣りタイトル
の記事を書いてみる。
これは記事稼ぎでも何でもなく、何ならサッサとスリランカ編を終わらせたいのだが、せっかく体験したので、体験談を書くことは今後の旅行者諸君の参考になるという崇高な志で記事にするわけである。
とはいえ、日本人の中でどれだけの人がスリランカの通勤列車に乗るんだという疑問は生じるわけで、おそらくではあるが誰一人として参考にならない記事なんじゃないかと穿った見方をしてしまう自分がいるが、おそらく穿ってはない。
↑
こんな写真をデコレーションする機能があることを今回初めて知ったので使ってみたが、面倒なので金輪際使わない気がする。
しかし、自分で言うのも何だがわざわざ外国へ来て混雑した通勤列車に乗るのは酔狂としか言いようがない。
ラガマからコロンボまで約30分くらい(うろ覚え)なので、耐久レースにはちょうどいい時間である。
さて、駅の中へ入るか…
地獄のような光景↓
写真とこの丸いデザインが恐ろしいほどあっていないのだが、これは俺がセンスの欠片もない人間に他ならないのである。
センスある人間なら、もっともっとハイセンスな記事を書いて万人に称賛されるくらいになっているはずであり、こんなどぶ臭いブログを書いている時点でセンスなんてとっくに放棄しているわけである。
早速車内へ…って車内に入る隙間も既にねぇじゃねーか!
と、一人のスリランカ人がこっちから乗れと言ってくる。
日本なら殺伐としてそこかしこで舌打ちが聞こえてきそうな通勤列車風景だが、スリランカでは混雑しているにも関わらず、妊婦さんを座らせてあげたり、お互いが気を使いあって席を空けたり同じつり革を持ったりしていて、殺伐とは程遠い通勤列車風景となっている。
とはいえ、激混みなので地獄には変わりなく、俺は異国の地までわざわざやってきて、一体何をやってるのだろうか。
↓爽やかなフレームとは程遠い地獄の光景
コロンボに近づくにつれ、通勤客は列車からはみ出しちゃっている。
あのね、やっぱりはみ出しちゃいけないと思うんですよ。
はみ出しちゃうと恥ずかしいでしょ?
ナニがとは言わないが。
あと、手前のお兄さん、はみ出しながらハンカチで鼻をかむのやめましょう!
てか、ハンカチで鼻をかむ人を初めて見た。
ちーん、じゃないよ!
はみ出してるから、ちーんが別の言葉に解釈されそうだな…
日本と比べて平和なスリランカの通勤列車はコロンボに到着し、まさかの意外とほっこりする旅になってしまったことで、この記事を締めさせて頂く。
え?そんなほっこりしたならまた乗るかって?
スリランカおじさんとぎゅうぎゅう詰めになる列車なんて2度と乗らねーよ!