コロンボフォート19:00

バッティカロア3:59



↓コロンボフォートを発着する近郊線




さて、今度の列車は夜行列車である。

夜行列車の前にボッたくり食堂で腹ごしらえ↓



スリランカには夜行列車がいくつか走っていて、メインラインのバドゥッラまで、ノーザンラインのカンカサンスライまで、マンナールラインのタライマンナールピアまで、トリンコマリーラインのトリンコマリーまでと、このバッティカロアラインのバッティカロアまでを運行している。


スリランカは物価に対して宿代、観光料金が異常に高い。

対して公共交通費は物価に対しても異常に安いので、安くスリランカを旅する方法として夜行列車を利用するという手もある。

が、寝台車はほんの一部しか連結していない上に発売日と同時に売り切れるようなプラチナチケットのため、多くの方は夜行列車に乗ると座席車になるだろう。

座席車にも自由席と指定席があり、指定席は指定席窓口で購入するのだが、自由席に関しては出発間際でないと売ってくれない。

この辺はスリランカ鉄道マスターの俺なら戸惑うこともないのだが、一般の御仁にはなかなか理解しずらいところではないだろうか?

事実、スリランカの旅ブログとかを見ていると、たまに夜行列車のチケットを売ってもらえずバスで行った等の記載があるものもあるが、たぶんその辺のシステムが理解できなかったが故だろう。

売ってもらえないはずはない、何しろ自由席は無限に売るわけなのだから。

スリランカに関しては他のアジアと違ってバスの方が快適で便利だからバスの方がいいと一概に言えない部分がある。

いわゆる高速バス的なものがほとんどないからだ。

国土がそこまで広くないため、路線バスがそのまま縦横無尽に走っているイメージしてもらうとわかりやすい。

かような状況なので、バスはバスで過酷な旅を強いられるわけである。

逆に言うと、そこら中を路線バスが走っているため、他国より簡単に途中からでも乗りやすいというメリットもある。

特に列車がエンコした時でも代替のバスがすぐに見つかって乗れるので大変重宝する。




…その前に当たり前のように故障する列車何とかしろよ!



さて、バッティカロア行きはナイトインターシティーである。

スリランカの鉄道は日本と同じように遠方に行くにしたがって運賃が上がるシステムだが、急行料金などはない。

つまり、急行などに乗った方がお得に早く着けるわけだが、インターシティのみインターシティ料金がかかる。

つまり

・等級による運賃

・インターシティか否か

・指定席か否か

の3つで料金が決まるわけだ。

例えばコロンボからバッティカロア間で、普通列車で行こうが急行列車で行こうが運賃は変わらない。

ただし、普通列車や急行列車とインターシティは運賃が変わるのである。




ちょっと待って、キチンとした情報旅ブログっぽくなってきたじゃん!

問題点としては誰もキチンとした情報を求めていないということだ。



結局、何が言いたかったかと言うと、この列車はインターシティなので割高なのが悔しいってだけの話でした…


さて、夜行列車というものの2等座席なので3等との違いは直角の椅子ではないというだけの違いである。

リクライニング全くしない特急の座席をこれでもかとボロくした感じがスリランカの2等座席である。

1等車に関しては全席指定席でリクライニングきくのとエアコンついているのが2等との違いだ。

2等エアコンついてないの?と思うだろうが、そんな豪華な設備2等についているわけがない!


旅情報ブログらしく、各等級についての設備も書いておこう。


3等…直角座席、またはロングシート。

直角座席の場合、2列3列のシートになっていることが多い。

スリランカのバスもこの2列3列が多い。

1部列車除いてほとんど自由席。

エアコンはない。

ボロい。


2等…リクライニングしない特急座席。2列2列の日本でもよく見る配置。

エアコンはない。

自由席と指定席が半々くらいである。

ボロい。


1等…リクライニング座席、普通の人が堪えうるレベルはここ。

たが、なぜか1等車は他の等級の列車より揺れる。

エアコン付き。

列車によっては展望車付き。

指定席のみ。

ボロい。


寝台車…チケット取れない。そもそも距離短いので、よく寝られないだろう。

ボロい。



さて、真面目な旅情報ブログを目指す俺としては、車内の情報なども克明に記載していかなくてはならないな。


…うーん、インターシティと書いてあるが結局ボロい。

そもそもスリランカにボロくない車両なんてあるのかと言う程、古ぼけた車両を使っている。

まあ、鉄オタ的には窓の開く車両というものはご褒美なので問題は全くないのだが、一般的にはキツい車両かもしれない。

車内販売はたくさん来るのに、売っているものがショボいポップコーンとか、わけわからないおもちゃとか、ワディという口の中の水分持っていかれる軽食しかないので、食べ物飲み物の備蓄はあらかじめ用意しておいた方がいい。


さて、肝心のバッティカロア行きの列車の話だがバッティカロア駅に到着しました↓






夜行列車だから寝てたに決まってんだろ!

だから、書くことなんかなし!



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