コロンボフォート8:30
マラダーナ8:50
ベースラインロード8:55
ヌゲゴダ9:14
マハラガマ9:28
パニピティヤ9:34
コタワ9:39
パナゴダ9:55
ゴダガマ9:59
パドゥッカ10:15
ワガ10:40
コスガマ10:53
アヴィッサウェッラ11:19

さて、コロンボフォートに到着した俺は近所のボッたくり食堂でご飯(カレー)を食べ、商店で飲み物等を購入しチケットを購入した。

明らかにに具材と主食の量が合ってないボッたくり食堂のカレー↓

コロンボフォートは行き先別、等級別に窓口がわかれていて、これがキチンと揃っていればいいのだが、なぜか2等と3等の窓口がめちゃくちゃ離れていたり、ワケわからないところに窓口があったりしていて、パッと見ではわかりずらい仕様になっている。
英語も書いてあるし慣れれば余裕なのだが、初めての人には何とかライン窓口とか言われても困るだろう。
スリランカ鉄道マスターの俺なら、目を瞑っていてもチケットが買えるレベルであるが、実際に目を瞑っていたら邪魔だからどけ!と怒られた。

そんな窓口だが、文章で解説するのはとても面倒くさいので、自分の黒歴史を貼るのはとても恥ずかしいのだが貼っておく↓


こういう時に文章でも併記してあると、特に現地では役に立つブログとして重宝されるのだが、そもそも役に立つブログを目指していないので情報を得たい御仁はさっさと他のブログを見ることを推奨する。
…いや、でもね、本音言うとね、スマホで打ってるから大変なの。
スマートフォンとか言っておきながら全然スマートじゃねーし、何か若者がやるような文字を滑らせて打つやり方できないから、今でもガラパゴス携帯打ち、略してガラケー打ちで文章を打っているから、一つのブログ書くのに数時間かかるんですよ、奥様!
え?数時間で終わるならここ数年のブログ更新ないのは何でだって?


…サボってたに決まってるだろーが!
 そもそもサボらず真面目にコツコツやれるようなら、こんなところでこんなブログ書いてねーっての!!


…えっと、何の話でしたっけ?

はいはい、とにかく書くの大変なんですよ、このブログ。
なのに読むのは一瞬なのね。
だから、愛おしんで読んでほしいんですよ。
作るのは大変なんです、そうでしょ?世のお母さん方。
朝ごはん、昼ごはん、夕ごはん、1日3食作るために買い物へ行ったり、下ごしらえしたり、昼のワイドショーを煎餅食べながら見たり、そうした努力あって毎日の食卓が維持されているのに夫や子供と来たら…

子供「僕、ピーマンきらーい!ハンバーグ食べたい!」

夫「あ、今日、会社の連中と食べてきたから要らないや、片付けておいて」


お母さんの大変な苦労を他所に、家族はこんなリアクション、わたし、この家族に必要ないのかしら、ぐすん。
というような生みの苦しさをこのブログでも感じるわけで、とにかく何を言っているのか全くわからなくなってきたが、読まないでというのはワタクシなりのツンデレであるという解釈をしてもらえると、とても助かるのである。

ちなみに、さっきあんな妄想家族群像劇みたいなことを書いたが、実際に我が家の母親にあんなこと言おうもんなら子供は口の中にピーマンを息できなくなるくらい詰め込まれるし、父親の方はドリフのパイ投げの如く、父親の顔目掛けて食べ物が飛来していくことを知っているので、誰も反抗などしなかった…



長々と無駄話をしたが、今回乗るのはコロンボ近郊ローカル線であるキャラニバレーラインである。
この路線は間違っても観光客が乗るような路線ではない。
たが、この路線こそ唯一、スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテ内を走るのである。


…最大都市から首都へ行く唯一の路線がローカル線ってどういうことだよ!!

まあ、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツに行く列車もローカル線だったので、そういうこともあるのかもしれないが。


この路線は途中までは本数も多く、いかにも近郊路線といった趣なのだが、末端区間は純然たるローカル線となる。
コロンボから終点のアヴィッサウェラへ行く列車は朝と夕方に何本か設定されているのだが、アヴィッサウェラからコロンボに戻る列車の接続があるのは朝8:30出発の1本しかない。
もっともアヴィッサウェラからバスに乗ればいくらでも帰ってくることはできるだろうが、夜に着いてもしバスなかったリスクを考えると、やはりこの朝の列車一択になるだろう。

なので、チケットを購入しコロンボの奥の方のホームでアヴィッサウェラ行きを待つ。
朝1本しかない列車なので、さぞ混雑しているだろうな…




↑誰もホームに人いねーじゃねーか!


合ってるのか?ホントにこのホームで?
コロンボフォートの他のホームは通勤時間帯なこともあり、大にぎわいなのだが、この端のホームだけ閑散としている。
ここにも到着列車はたくさんやってきて列車が止まる前に人がワッと吐き出されて一時は大混雑するのだが、やがて四散していき元の閑散としたホームに戻る。
人の乗っていない列車はカラだけにカラカラと音を立てて回送されていく。

駅員に大丈夫か聞きたいが、ここは駅員もおらず不安になる…とでも思っているのだろうが、大丈夫。
何といっても俺はスリランカ鉄道マスターなのである。
このキャラニバレーラインも1回目ではない。
そう、キャラニバレーラインのアヴィッサウェラ行きは、この時間帯はあまり使う人がいないので閑散としているのである。

フッフッフ、ここはスリランカ鉄道マスターらしく大仰に構えてベンチに座っておこう。


…って、時間になっても来ないんだが。
だが、そこはスリランカ、慌ててはいけない。
スリランカ鉄道マスターの俺は慌てることなく不安になって慌てて駅員に聞きに行く。

駅員「この回送列車が出た次に来るのがアヴィッサウェラ行きだ」

俺「次ね、理解した!」

駅員「でも、どうでもいいけど、アヴィッサウェラに何しに行くんだ?」

俺「…」


何しにいくんでしょうね?


そして、やってきたアヴィッサウェラ行きに乗り、すぐに発車。
列車はコロンボフォート隣の駅マラダーナ駅に到着すると、駅員が乗り込んできて「着いたぞ、降りろ」と言われてマラダーナ駅で下車する…


いやいやいや、着いたぞじゃねーよ!
まだ1駅しか乗ってねーじゃねーか!

そもそもマラダーナに来たかったら、この列車より前にいくつもの列車が出ていたから、それに乗れば問題ないだろ!

日本で言うとコロンボフォートを梅田駅とした時に、マラダーナ駅は十三のような駅である。
マラダーナ駅からメインラインや、このキャラニバレーラインが分岐していくのである。
つまり、コロンボフォートからマラダーナ方面に行く列車はインターシティなどを除いてほとんどの列車がマラダーナに到着するわけで、わ
ざわざアヴィッサウェラ行きを使う理由はない。
というか、そもそもチケットはアヴィッサウェラまで買っているのだ。

ちなみに、マラダーナ駅はこんな駅↓






が、今回はマラダーナ駅観光ではないのだ!
あの駅員に文句言ってやる!!

俺「何で降りなきゃいけないんだ!俺はアヴィッサウェラまでのチケット買ってあるぞ!」

駅員「おー、そうか、じゃああっち行ってくれ」

俺「あっち行けとはどういう事だ!これがアヴィッサウェラ行きだろ!」

駅員「そうだ、だからあっち行けと言っているんだ!」

どうにも話が噛み合わない。
さてはこの駅員、俺の流暢で川のせせらぎの如く流れるようなしなやかな英語についてこれないんだな?
まあ、天才というのは得てして凡人には理解されない生き物である。
まあ、仕方ない、凡人に慈悲を与えてやるのもこの天才かつエレガントなスリランカ鉄道マスターの俺の役目だ。

…と1人悦に入っていると、他の駅員に退いてくれと言われて駅から荷物が運びこまれる。
…つまり、この車両は荷物車扱いなのね。

駅員「だから、あっち行け(あっちの車両へ行け)と言っただろう!」

…大変、申し訳ありませんでしたぁ!


荷物を積み込んだ列車はやっとマラダーナを出発する…って、まだ1駅しか進んでねーじゃねーか!