前置き長くて長くて本編と分けたにも関わらず、また前置きをしてしまうのは、YouTubeにも前置きがあるからである。
本当にしつこいよね。


さて、本編ではバンダラナイケ空港に到着し、夜中なので空港で夜明かしをするのだが、その動画が↓


夜明かしのためにイミグレーションを出てしまっているが、これが失敗である。
まずバンダラナイケ空港は日本の地方空港のように小さく、しかもイミグレーション抜けるとバゲッジクレーム(寝られるところはない)、そして両替所と申し訳程度の椅子のある部屋しかない。
俺は結局、両替所の部屋の窓枠に挟まって寝たが、浮浪者レベルでないとあそこで寝るのは厳しいだろう。
何より、床にアリが大量にいて噛みついてくるからであり、アリが猛毒アリなら俺は既にこの世にいないことになるわけである。

夜明かしするなら、到着兼出発フロアのとこの使われていない待合室の入口の椅子に寝るのが正解である。
ちなみに待合室は施錠されていて、出発の際には係員がチケットチェックするので夜明かし時には使えない。

ふざけんな!

ちなみに夜中着のクアラルンプール発コロンボ行きエアアジアなのでLCCらしい発着時間であるが、この後に市街に出るのはタクシーしかないのであまりオススメしない。
かといって、空港で寝るのも上記のような状況なのでオススメしない。
じゃあ、どうしたらいいんだよと言われそうだが、どうしたらいいんでしょうね?

LCCに乗る人でも空港で夜明かしする人はあまりいないものと思われ、空港夜明かしが当たり前の俺としては世の中のはみ出し者なのかと痛感するのだが、欧米人などは寝袋持参で床に寝ている始末なので、言いようによっては俺のほうが世間一般よりヨーロピアンに近いとも言える。

お金があるのなら、夜中のボッタクリタクシーに言い値で高い宿に行けばいいので、世の中結局は金であり、持ち金こそがその人物のバロメーターなのである。
ちなみにこの空港の両替所で、ドルはおろか日本円もしっかり両替できるのでドル持ってないと慌てなくても大丈夫である。
市中の銀行でも両替できるだろうが両替所はほとんど見かけないので、現金はここで両替しておいた方がいい。
スリランカはわからないが、この辺りの国では両替がなぜかとても面倒くさく時間かかるのだ。
バングラデシュの銀行で両替したときは2時間近い時間を取られてたらい回しさせられた。
両替1つでなぜにそんなに書類が必要なのかがわからない。

なぜか全ての両替ブースから、熱烈な両替してくれコールでレートは全て一緒だからこっちにしろとスターのように出迎えてくれるがレートが一緒ならどこでもいいじゃねーか。

この空港で夜明かしするにあたって、1つ重要なことがあるが、このアライバルホール側は無駄に家電製品を売る店はたくさんあるのに商店1つないので、水1つ買えないのである。
さらに空港近くに店らしきものがないので(ディパーチャーホールにはあるが、当然出国チケットがないと入れない)到着前の空港であらかじめ飲み物を用意しておく必要がある。

賢い中国人は空のボトルを持ってクアラルンプールの空港内に設置されている浄水器で水を汲んで持ち運んでいた。
この水はぬるくなるととても不味くて飲めた代物じゃないのだが、飲み物が枯渇している状況では贅沢言ってられないので、ここは1つ中国人に倣っておいた方がいい。
ただし、前途の如く中国人が水を汲むので、その中国人の列に並ばなければならないので別の戦いが発生するのだが。


全く鉄道が出てこないが、安心してください、まだまだ出てきません!

さて無事に夜明かしをして空港を出るが、この空港というかインド系列の国々のあるあるだが、1度空港の敷地を出ると2度と入れないRPGのレアなお宝が隠されている高難易度のダンジョンのようであるが、もちろんレアアイテムなどは全くない。
真夜中に外に出てしまうと、現実なのにゲームオーバーになってしまうので注意が必要である。
とはいえ、普段のスリランカはそこまで治安は悪くないのだが(せいぜいボッタクリ程度)この時はテロがあった半年後くらいなので、外も厳戒態勢で銃を構えた兵士が至るところで見張りをしている。
どこかその辺で寝ていたら、昔なら野良犬に足を舐められて起きるといった羞恥プレイが起きるくらいなのだが、この時は寝ていたら明日の朝には永遠の眠りについてしまう。
なので、朝になるまで外には出られないわけで、明るくなってから外へ出てみる↓




…真っ暗じゃねーか!
それもこれも、この空港近くにあるプッタラムラインの始発に乗ってコロンボの反対のプッタラムへ向かう予定なのであり、このプッタラムラインの末端のプッタラムは平日は1日3本、土日は1本しかないという超閑散路線なのである。
しかも、ここもややこしいのだが、公式には終点はプッタラムのようだが、朝夕の列車に限り、プッタラムよりも1駅だけ奥に駅があり、そこへ向かう列車があるらしい(現在もあるかわかりません)
元々プッタラムから奥にも路線があったらしいのだが、廃線になりなぜか1駅だけ残っているらしいので、それの調査に向かおうとこんな薄暗い中、兵士がうようよいる空港を出たわけである。

一般的にスリランカ鉄道の路線はあまり馴染みがないと思われるので、説明しておきたいのだが、後日説明のある動画があるので、その時にブログでも補足説明をさせていただく…尺稼ぎのために。

さて、空港から出てプッタラム線の途中駅のカトゥナヤケサウス駅にむかうのだが、その動画が↓

空港を出てひたすら右に行くだけで到着するカトゥナヤケサウス駅までの動画だが、大半はわけのわからんことを言っているだけの動画である。


画面の右にひたすらゾウの絵が出てくるが、兵士に高速道路は撮すなと注意されたので、やむを得ずゾウにしたわけである。
ただ、不思議なのがなぜ高速道路はダメで鉄道はOKと言われたのかは未だわからないが、スリランカ人にとって別に鉄道がテロで壊されても、そんな実生活に問題ないのかもしれない。
スリランカでも交通インフラとしてないがしろにされる鉄道とは何とも悲しいものである。
実際、ほとんどのスリランカの人は交通にバスを利用しているので、よくエンコしたりストライキで止まる鉄道への信頼度は薄いのかもしれない。

スリランカの人にもよく何で鉄道に乗るんだ?バスのが早くて本数あるぞ?と言われるのだが、その言っているスリランカ人が鉄道を利用しながら言っているのもどうかと思うが。


ちなみに動画で3Pと連呼しているのは、別に変な意味ではないことを申し添えておく。