消費税の良し悪しの話は別として それに関係した話を したいと思います。
いちおうブログのテーマにそって書くと、 殖産のために になります。
さて 市民の皆さんに問題を出します。
消費税を8から10%にあげる場合 と 消費税を売上税に変えて8%に据え置きにする場合。
税収は どちらが増えるでしょうか。 そして 庶民にとっては どちらを選ぶべきでしょう。
すぐには答えの出ない問題です。
まず 消費税は結局、お金を税務署に納めるのは、企業やお店と言うことになりますが、
彼らは納める際に 仕入れにかかった消費税を差っ引いています。
なので、売上税として、差っ引かないで、納めて言った場合、国は二重取り三重どりができて
ガッポリ儲かります。
私は、消費税の負担は こうやって考えると 消費者なので 庶民にとっては不憫ですが、
企業のことも考えると、 据え置き 又は 税率を下げて 売上税にすることは 賛成ではありません。
さて、 最近、 政府はクレジットカードの推進を 押してきています。
クレジットカードの利点と言うのは色々あると思いますが、 日本市場でよくある 中抜きに近い
利点もあると思われます。
ひとつの買い物で、 小売店の売上だけでなく、同時に金融会社の売上にもなりますので、
100円の買い物でも、 場合によっては、何倍にも、日本経済の売上として計上されるのではないですか。
ここでも 当然仕入れが差っ引かれるのは 経済指標の算出では 高校生の授業でもやることですが、
実は消費税が絡んでくると、 これ、 トリッキーなことをやられている可能性もあります。
というのは、 系列企業の小売店と金融会社が 仕入れ 売上関係になるとして、
最終的に国に納める消費税を 現金商売よりも 節約することも可能なことに 気づきませんか。
こうやって考えると、 軽減税率というのは、 使い方によっては、 税収が増えるわけです。
仕入れをするようなタイプの商品に関しては 軽減税率を適用すべきではないでしょうか。
国を裏切らず 企業もそこそこ抜け穴を持ち、 仕入れに関しての商品になると、
コモディティ(一次産品)が主になるので、 コメも当然安くなるので、消費者にも還元されるわけです。
さて、 こういったことを なぜ、庶民が頼りにする あらゆる先生と呼ばれる種類の方たちは、
指摘したり、 庶民に啓蒙しないのでしょう。
貴方たちが 期待をもって送り出した 先生たちは、 もう庶民の敵に取り込まれていますよ。
私のような 能力がないために、 エリートにならなかったモノでも、 努力すれば、
このくらいの見当がつき、 庶民の敵の意図を見抜き、 選択すべき方向を見出すことができるのです。
皆さんは くれぐれも 敵にまどわされないようにしてください!