百戦してあやうからず という中国の古典にあるが、
最も上策とされるのは 戦わないで勝利をおさめること とある。
戦わずとも勝てる方法があるということ。
それは 強ければ強いなりに 弱ければ弱いなりに 戦わないで 自分を有利に導くことができる
途があるということだろう。
勢力均衡方式は 敵国と同等たらんとする力が働くが、
それは経済力や外交力 次第ということで またエスカレートをさせる。
もし兵力に限って 考慮するなら 少ない兵力の場合は とことん逃げる策を 前出の「孫子」にも
書かれているようだ。
そして 共通認識を駆使して 道理を実践しているうちに 大方の自国に有利な流れができる。