おカネの話になると頭が悪くなる理由

金融商品の話などが　巷でもアベノミクスなどでも話題になっていた。

そのため　多くの人が　株や投資信託に興味を持ったことだと思う。

もう長いこと生きている人たちの中には　最初から自分に匙を投げて

手を出さないことに決めていた人もいるだろう。

そうした人たちに対し　先輩の個人投資家たちが　やってみようと声をかける。

興味のある人　興味のない人　両方とも　最初に話を聞いて

他の人の話も聞いてみたくなる。

聞くというのは　話だけでなく　ブログなどのネット情報も含まれる。

しばらくして　いざやってみよう　ということで　さらに発展知識が必要になってくるとする。

そして　また人にきく。

するとどうも話がかみあわない。

自分ではそこはわかってるつもりなので　相槌をうつと　見当違いだと

相手は突っ込みをいれ　さらにわからなくなる。

どんな道　学問でもそうだけど、　最初に話を聞いた先輩に感動して

その道に入ろうと思ったら、　1人の先人にだけ　その道の理屈を習うべきだろう。

おそらく　その先人は　相当の達人名人でない限り、　その世界の8割がたも

知らないかもしれない。

仮に　すべての先人たちが　8割しか知らないとして

もし　多くの人の話を聞いていたらどうなるか。

それぞれの先人が持つ　残り2割の間違いや　未知の知識のために

それぞれが微妙に　ずれた理屈となる。　そのため　人に話を聞けば聞くほど、

自分自身は　8割の理解度　どころか　2割3割の理解度になり

誰と話しても　頭が悪い状態になってしまう。

特におカネの話は　多くの人が世間話で語りたがるので　そういう状態になってしまうことが多い。