ずいぶん前に、 「結婚できない男」というドラマをやっていた。

タイトルから興味があって観てみたら 思っていたのと違うと感じた人が多かったようだ。

あれはあれで面白かったが、

結婚できない男 というのは 一般には 生活力が無い(人並みにしか稼げない)男 という

印象があるので 男女とも 何か違うと感じたのだろう。

しかし あのドラマの通り、 する気が無い もそうだし、 異性との交流に障がいがある というのも

結婚できない要件の一つだろう。

する気が無いというのは 要件にはならないのかもしれないが、

結婚できない男というのは、 生活力が無く コミュニケーション力に問題がある という

二つの要件がそろったうえで、 なおかつ個々の女性の我がままに応えられないというのが、

一般人がもつイメージとしてよいだろう。

結婚できない女 というのもいると思うが、 考えてみると それを突き詰めていくと、

どうやら 女性の場合は 男のわがままで結婚できないケースが多い気がする。

可愛くない 性格が悪い ズボラだ などは 男の我がままと言ってもいい。

しかし こういった すべて男のわがままで 片づけてしまうことができるようになったのは、

女性の努力とは言え、 半数の女性にとっては より 過酷な 結婚競争になり

また 結婚できない理由を潰せば なんとかして結婚できる時代ではなくなったということでも

あるのではないだろうか。

男も 将来 結婚できない男の要件を すべて 女性のわがままだ と主張し続けていれば

良い面もあり 悪い面もあると言えそうだ。

こうした定義づけで 最近 考えたことがあって どうやら 私の定義がそれほど間違っていないと

自己判断できつつあるので 一つ披露したい。

ブラック企業を 三要件にしぼり そのうち二つ以上当てはまれば ブラック企業とみて間違いない。

逆に どの企業も その要件のうち一つを 企業は労働者に引き受けてもらうことで

企業の生き残りも図れるというものだろう。

その三要件とは

・給料が少なく金がない

・労働時間が長く余暇がない

・過酷な労働で体がもたない

この 三つのないで、 これらのうち 二つ以上当てはまると 労働者は謀反の兆しをみせ

退職したり 告発したりする。

たとえば 金を出す余裕のない企業は、 給料を少なくする代わりに

休日を多くし 労働の質を改善して軽度なものにすると良いだろう。

重労働を避けられないなら 休日を多くし給料を多めに払う。

こういったことを定義づけしないと ブラック企業は無くならない。