今日は 最低賃金の算出方法について 改めて考えてみたいと思います。

 

以前、 同じテーマで記事を書いた時に

 

最低賃金は 最低限 手取り額での算出にしないと まったく意味がないと書きました。

 

実は 夕方、 ドラッグストアに行ったところ 作業着を着た仕事帰りのオジサンが

 

疲れた風体でポテトチップスを 選んでレジに歩いていきました。

 

それを横目で見ていた 子連れのお兄さんが、 しゃらくせぇーー とそのオジサンを見下すのです。

 

あれまぁ このお兄さんは 家庭をもってさも ご立派な職業に就いているのでしょうが、

 

ポテトチップスを買うオジサンくらいで ずいぶんとおごり高ぶったものだと思いました。

 

実は 私の生活の中でも 同じようなことがありまして、 若いころから今現在でも

 

営業をやっていると、 顧客のお店に 多少高くても 集金の際には 食事や

 

店の利用をすることに しています。

 

少し高めの食堂もあるのです。

 

すると やはり先ほどの目撃談と同じように、 営業範囲の生活者に指摘されるのです。

 

そんなに給料もらってないのに 外食ばかりしているようだけど、 家族に申し訳ないと思わないのか。

 

などは まだよいほうで、 くたびれた安月給の分際で 良く来れるものだと わたしのためと言いつつ 指摘するのです。

 

ご自身は おそらく きたくても来る理由が無いと 外食もできない状況というか 精神的な事情もあるのでしょうか。

 

しかしながら、 商売というのは 金払いっぱなしの取引先というのは あり得ないと思うのです。

 

サービスの対価でお金を払うとしても 金額以上のサービスをしているとしても、

 

目に見えるお金の 行き来が無いと 損をした気分がつもりに積もっていくことも多いのではないでしょうか。

 

また 一度だけでも お客様を利用することで そのお店を宣伝する意思があるということを

 

実際に示す必要もあります。

 

サラリーマンには そういった 経費が 絶対に発生するのです。

 

つまり サラリーマンの最低賃金には 職業によって こういった経費を加算する必要があるのです。

 

国家公務員は 覆面調査でもなんでもして ブラック企業から一流企業まで 最低1か月は

 

各職種を体験して その経費を 調べてみる必要があるのではないかと思います。