認知症など 高齢者の悩みと言うものは 明日は我が身 と 中年の私でさえ思う。


しかし 高齢者の中には そういった 意識が欠落している人もいる。


認知症の一人暮らしは 近所や 地域の住民が 協力や 理解しなくてはならないが、


排除 または 隔離 という 手段を 明らかに 暗に 主張していしまう人もいる。


改めて 明日は我が身 という 言葉を 胸に刻もうと 思う。


今日、 街をうろうろしていたら、 知り合いの 認知症が進行している


独居の おばあさんの家に 自転車や 原付が 3台も停まっていた。


このおばあさんは 先日 民生委員さんや ケアマネに (なかば騙されて)


グループホームに 入所された・・・ が 翌日 自力で 戻ってきた。


そのため、 独居にこだわっていいらしたので 一人暮らしが 再開したのだった。


民生委員さんの 話では もう独居は 無理と言うことで


近所の方も 何人か 苦情を言っているような 状態でもあるので、


おそらく 独居は この先 無理になってくるかもしれない。


それは 私の判断するところでは 無いのは 十分わかっている。


ただ、 認知症のおばあさん 一人 説得するのに 3人以上をもって


押しかけるのは どうかなー・・・ と 推測してしまった。


そんなわけで 玄関から 声かけをしてみたら


ケアマネか何者か 知らないが 優しそうな おばさんが降りてきた。


どうやら 向こうからしてきた挨拶の内容によると 私の推測は あっていたようで


こちらは とりあえず 毎日私が通ってみているから大丈夫だと思いますよ、 と


言うしかなかった。


そのくらいしか 地域の人間として 言える言葉が無い。


少なくとも 自分自身なら こういう声かけだけでも 気持ち的に力を獲られると思った。


訪問販売などでも 圧迫営業の目安という ガイドラインが いろんなところであると思うが、


どんなに優しそうなおばさんであろうとも 三人対一人 というのは やはり


困惑するのではないだろうか。


将来に向けて 高齢者になる皆さんは 世の中を変えたいと思うなら、


このことを しかと 覚えておくべきだと 思います。