太閤立志伝というゲームにまつわる記事です。


小学生の時に できなかったこと というのは 実は 大人になってもできないことが多いです。


多くの人は 子どものころにできなかったことを 克服するために勉強し努力します。


しかし 実は どれだけ勉強しても 無駄なこともあります。


たとえば つくづく思うのは


同時進行して 処理する 仕事の数量です。


2、3個のことを 同時進行して みなさんできると思います。


大人になるにつれ 仕事は 洗練されますし スピードも上がります。


しかし その2、3個というのがマックスだとして その個数を上げる努力は


子どものころにしか できません。


だから、 子どものころに 5、6個まで 仕事の同時処理数を上げた人は


大人になってから 8、9個の処理能力に上げることはできないものです。


逆に 子どものころに 5、6個まで上げていても さぼっていれば


2、3個に戻り 大人になって気づいても 回復困難です。


ですから、 子どものころに頑張ったから といって 気を抜いたり


疲れ果てている暇は無かったようです。


では 限られた能力では ・・・能力不足の人は 逆転して勝利することなどできないのでしょうか。


大人たちは あわてて 技能や 資格を得ようと 努力します。


そして ある程度まで勉強すると 能力の限界が来て 途中で投げ出してしまうのです。


自分は そういった多くの大人たちが いろいろな言い訳をしているのを 知っています。


そして 影で いろいろなレッテルを貼って 自分のことを棚にあげているのも知っています。


レッテル。 たとえば、 「2級ホルダー」 など 中途半端な人のことをあげつらったりします。


ですが、 この太閤立志伝には 希望の星が存在します。


山内一豊さんです。


大河ドラマでも主演に取り上げられた 司馬遼太郎原作の 功名が辻で有名。





このプロフィール画像の 技能を見てください。


まんべんなく 勉強しています。


しかも 2級どころか 3級レベル・・・


現代に直すと 簿記3級 英検3級 ビジネス法務3級 販売士3級 などなど。


でも 実際に、 これらの3級を持っていると 会社という組織にいれば、


話も通じますし 仕事の内容も理解し ほとんどこなせるはずです。


しかも 体系的に基本的なことを勉強したうえ あらゆる分野の知識をまんべんなく得ている。


このかたは、 妻の協力も得て 素浪人 から 土佐一国の国主 になった方です。


3級では 履歴書にも書けない という方もいると思いますが、


そうでしょうかねぇ…。


できないなら できない人なりの 生き抜き方もあるんだと思いました。