特許というのは どういう条件で 認められるかを 簡単に書く。


特許は 三つの条件が無いと 認められない。


産業上の利用可能性・進歩性・新規性


産業場利用可能性は その発明や発見で 工業や農業 サービスなどの 産業が


飛躍的に伸びることが 確実に 認められるかどうか というもので、


この条件が 一番 特許の意味として大切。


次に 進歩性は 一般の人が思いつくような 価値のあるものではダメで、


高度の専門家でなくては 思いつかない内容のものかどうか。


そして 新規性は すでに自分自身や誰かが 発表してしまっていないかどうか。


だから 最初の二つをそろえていても 新規性が無いと 特許をとって ガッポリ儲けることもできない。


こういった 発明の要件は 発明に限らず 世の中に貢献する あらゆる創造物に関して


世間が その人をたたえるかどうかの 判断基準と通じるものがある。


自分が 観察や 経験で 思い知っているのは、


学歴が高い か 良家である か 社会に提案できる仕事をしている か


という ところに位置していない人間は 何をやっても 日の目を見ることが無い。


特に学歴は 進歩性 高い専門性を有しているかどうか という点で


世間は 懐疑的な見方をしがちで、 著名な大学に在籍した人物かどうかは 重要な要素となる。


世の中には この資格によっては これを学歴と認めるものもあるので、


全ての人が 一生うだつがあがらない ということは無いのだけど、


そうでない間のものは あきらめるしかない。


しかしながら、 思うに 上記の要件を 心にとどめておけば、


名前を明らかにすることなく 世の中の変革に 寄与することができることもあるだろうから、


それはそれで、 たいへん 生きやすく かつ 喜びの多いものではないだろうか。