新民会という 戦前の団体が 大陸のほうに存在しました。

ネットを見て 検索すると いろいろ出てくるのですが、

当時を生きていた人の証言と 現在記録に残っている 新民会の記述が

一致していないので 簡単に説明しておきます。

日本が 中国など 大陸方面に進出したさい、

民を 文明開化させようと そういう啓蒙的団体を 日本の上層部が作らせたものが、

新民会 というものでした。

大陸の方たちは この 上から目線の 新民会に怒り

自分たちを 劣等文化の 人民と侮る日本への抵抗の意志を強くした きっかけにもなりました。


こうした かつての日本の新民会のやり方は、 かつての白人の植民地時代の

優越思想に つながるもので、 けっして 日本が 白人からアジアを解放した とは言えない

証拠でもあるのです。


しかし、 今 その新民会的な 海外展開を見せているのが、 中国や韓国であったり

するような気がします。


新が 親なら 民を新(あたら)しむ でなく 民を親(した)しむ なら

今の日本の 海外展開は 親民会 とでも言うべきでしょうか。


しかし、 朱子学的な発想から 陽明学的な発想に 転換したとはいえ、

もともとが、 侵略したうえで 民に対して どのように 我々の理想を 天下に広めるか…

というところから来ているので

今の 「すばらしい日本」 「クールな日本」 「みんなから好かれる日本」 というのも

どうも 結局 現地の人の幸せ 独立には つながらないことが 推察できます。


現地の人たちは 長いものに巻かれろ とか 国境が無くなれば実力で日本の上層部に行ける

とか 考えているのでしょうか。

( 参考にしたブログ ピラミッド・システム③ )

どの世界に行っても 標準か それ以下でしかない 僕や多くの日本人にとって

上層部から気に入られること 世間の評判を下げないで身分を保つこと で

この世界は 正義でなく 気に入られることのみを 重視する世界になりつつあります。


僕は それをやりつつ ごまかしながら 生きてみたり 抵抗したり。

もはや 謀反人として 一生うだつがあがりません。


世の中を 岡目八目でみながら、 パラレルワールドになっていった、 正しい方向性を

ブログに残すのも 仕事かなっと 思っています。