このブログの 7割がたは テーマ 安寧のために です。

今回は 実生活に そった経験から ブログ記事を書きます。


さっき僕はコンビニの前にいました。

タバコに火をつけたところで 幹線道路の交差点に停車中のタクシーに

国産の大きな車が けっこうしっかりと追突しました。


こういうのは あぁあ、 どちらも気の毒な話ではあるのですが、

停車中の車への追突は 百パーセント追突者が悪い と 教習所でも教えられます。


ちょっとどうなるか見ていたら タクシーの運転手がしばらくして降りてきました。

追突者は 車の中です。

タクシーの運転手 剣幕で怒鳴ります。

ドアのガラスがあき 「すいません。今警察呼びます。」

タクシーの運転手さん 乗客の心配を始めます。

乗客 後ろでぐったりしています。

まだ 追突者 車中です。


僕は 先を歩き始めていたんですが、 頭にきて 「降りてあやまれ!」 と怒鳴ろうとしたら

タクシーの運転手さん また 剣幕で怒鳴りに行きます。

やっと追突者 降りてきて 「警察呼んだんで 車どかしましょう。ごめんなさい。」


僕は 恥ずかしい話ですが 遠距離通勤していた時期 追突を2カ月で2回したことがあります。

これは とても つらいですが、 追突者より 追突されたほうはもっと納得もいかず

けがもします。

二度目の時は 高速道路で 渋滞の中に突っ込みました。

僕の乗っていた車もぐしゃぐしゃになりましたが、 相手もぺしゃんこです。

で 奇跡なのですが、 僕も 前の車も その前の でかいトレーラーも

全治2週間くらいで すみました。

唯一 そのあとの救いとなった その時の 僕の行為は

後先考えず すぐに降りて おつりが来るくらい 謝りたおしたことです。

東名高速道路に20km以上の渋滞を作り出し よく会社も首にならずにすんだものです。


たぶん 追突者は 今回 謝ると 後で 損になる とでも

それまで 知恵をふきこまれていたんでしょう。

しかもタクシーだから 自分が何か言うと 交渉時に揚げ足とられて 不利になるとか。


今の法治社会では 徳のある行動が かえって不利になることもある。

でも 今回 はたから見て思ったのは

あれは 運転手も 乗客も こじれるだけ こじれさせて 懲らしめてやろう と

そう思っているに違いない。


僕は 中国の歴史書を読んだら 徳による支配が崩れて 力による支配になり

その中でも 法による支配を徹底したところが 力を持つにいたったことを知りました。


ですが 法による支配は 人間の情を越えてまで行うと 必ず不満が鬱積して

世の中の乱れのもとになります。


だから 法の支配を まとめる 新しい 徳 武 法 の次の 安寧の糧を 知りたい

と 思っていました。

やはり

今回のことで

普通に悪いと感じたら おつりが来るくらい謝る ということが

その答えの ヒントが隠されていると 思ったのです。