おはようございます。

今日のX好評ポスト解説シリーズは・・・

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びっくりされますが、HSS型HSPは

❶自己肯定感の低い自信家であり
❷好奇心が強いが警戒心も常にMAXで
❸一般人のフリが誰よりもうまい変人であり
❹1人時間で異常集中するも飽き性で興味が続きづらく
❺初対面では社交的なのに2回目以降が不自然によそよそしい

アクセルとブレーキ同時踏みの

「自分でも矛盾を抱える隠れ繊細気質」の特徴と対策を解説します

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❶自己肯定感の低い自信家
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「自己肯定感」とは「あるがままの自分で良い」と思える感覚、「自信」とは自分にはデキる、物事を達成できると思える感覚です。

一見、同じようなポジティブな概念、実はHSS型はこの2つが同居していません…

つまり「あるがままの自分では良くない」「自分は変わらなきゃ」と思いつつ、ある程度ものごとは「何でもそこそこ達成できるだろう」と思える感覚を持っています。

「世間の一般常識」から浮いてしまいやすく「自分は少し変だ」「世の中の常識的な範囲に収まらないと」という劣等感を抱えつつ、

今までに短期間で何かすごい成果を上げたり、スキルをマスターしたことから「自分には何かある」とは考えています。

自己肯定感の低さやネガティブな感情から「自滅の思考」を作り出すので、「自分を俯瞰する」ことであるがままの状態を捉えることが重要になってきます。

HSS型は日々メンタルを安定させ、適度に行動を継続していくことが「成果を発揮する鍵」になってきます。

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❷好奇心が強いが警戒心も常にMAX
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「刺激を受けて疲れやすい」のにわざわざ自分から「刺激的な場所や人」と関わりを持つことが理解されませんが、HSS型の「刺激を求める高い感受性」は生き残りと繁殖のため受け継がれた資質とされています。

しかし「予期不安」を抱えやすく、必要以上にリスクヘッジに労力もつぎ込むので、常にアクセルとブレーキを同時に踏んでいる感覚で、感情労働の疲弊が人一倍速く「疲れやすい気質」となります。

心配ごとの96%は起こらないという法則を知り、不安感情を増大させないことで感情浪費が減少し、持ち前の行動力にフォーカスしていけるようになります。

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❸一般人のフリが誰よりもうまい変人
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幼少期より、集団生活でいわゆる「ズレたこと」「本質をつく面倒なこと」を言ってしまい、過去には嘲笑されたり、いじられたり、自己肯定感を下げてしまっている人が多いです。

また親や教師の教育による「頭ごなしの否定」「常識」「禁止」などもさらに追い打ちをかけるようにHSS型の自己受容感を奪っていくものです。

大人になるにつれ「世間の一般常識」を学習し、多くの人のデフォルトを観察し、意図的に「完璧な普通」を作り出すので、常に「感情労働の気疲れ」をしているのはこれが理由です。

常に自分の外を正しく観察する「観察眼」があるにも関わらず、自分のメンタルに対しては、マイナス面に向ける考え方の悪いクセ構築されてしまっており、いつまでも自分を認められない原因となっています。

対策は自分の「特性を正しく理解する」、日々の「言語化で心のモヤモヤを可視化」することです。

特性を正しく理解することで不可解だったことが腑に落ちますし、日々の言語化で頭の中が可視化され、ネガティブな感情が整っていきます。

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❹1人時間で異常集中するも飽き性で興味が続きづらい
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HSS型は「1人時間の深い没頭」に入ると、ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンなどの脳内物質が放出され

「創造性、課題解決能力が常人の4倍」「新しいスキルの学習スピードが2倍」「疲労を感じなくなる」などの状態になるので、集中力を発揮して一気になにかを達成することが可能です。

その反動で急に物事に飽きてしまいやすい特徴があり、転職を繰り返し、日本型のキャリア形成に悩みをかかえやすい傾向があります。

今どれだけのめり込んでいても、今どれだけ楽しくても、今の活動に飽きるときが来る前提で、計画を組み立てる必要が出てきます。

3~4か所、常に活動の場を設け、一か所に猛烈に集中せず、日々淡々と過ごすくらいが長続きの秘訣になります。

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❺初対面では社交的なのに2回目以降が不自然によそよそしい
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初対面では話を盛り上げ、愛想も良く、明るく快活な好印象を与えるが、2回目以降に合う時、無意識に心の距離を取ってしまうため、

期待される友人という「役割意識」に対応できず「2回目は会わない」、もしくは会ったとしても1回目の雰囲気とは違い「不自然にぎこちなくなる」ことが高確率で起こります。

そのため、人間関係を深め辛い劣等感をかかえています。

しかし「友人が多い方が幸福」「交流が多い方が幸福」という価値観は非HSPのための価値観であり、

HSS型は静かな環境、1人時間で何かに没頭しているときが最も幸福感を感じられる人種であり、人付き合いは人生のメインディッシュにはなりません。

それでも「ずっと1人」でいると交流欲が湧いてきますので、人間関係を構築するときは「初対面で盛り上がり過ぎない」初対面で気が合った人とは「この日に再度連絡する」

など決めて、関係を作る強い意志が必要です。

「1人時間」と「人の交流」を交互に行き来することで、活力がみなぎる特性なので、定期的な新しい適度な人関係構築はおススメします。

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HSS型は基本1人好きで、心の底は他人に関心が薄くドライな気質と思いきや、心の奥には熱い魂をもっており、損得ではない情熱が行動原理にもなり得えます。

普段の合理的思考や、制御された感情の理由は

「心から感動し」「心が震え」「本当の生きる意義」を見つけた時、解放するためのエネルギーを充電している状態なのかもしれませんね。