世界観episode 53 -旧友と「恋愛工学」の出会い


30代も中盤に差し掛かり、見た目も

劣化し、家に引きこもるような活動

ばかりしていた僕は女っ気ゼロ

いわゆる非モテ男性になっていました。

10年来の友人に東京で出会い「合コン」

に誘ってもらい、非モテの救済学問

「恋愛工学」をキッカケに

再び恋愛修行の活動を

始めることになります。

大学生の頃はそこそこ彼女もいたし

少し頑張れば、また彼女もできる

だろうと安易に考えていました。

そして友人と一緒に異業種交流会

という一般の男女が気軽に出会う

パーティーのようなものに

参加し始めます。








しかしそこはHSS型、初対面は得意で

自虐ネタで場の空気を盛り上げたり

トークを盛り上げたり、高確率で

LINEで繋がることは出来ました。

そして二回目に会うのが苦手なHSS型

そのまま自然消滅させたいところ

ですが、男性の場合は自分から誘わないと

まず関係が繋がりません。

一回目の出会いでトークがそこそこ

冴えているHSS型は2回目のデートは

意外と出来ることは多いです。

業界用語で「ピンアポ」と言います。

ピンのアポイント、つまり1対1で

会うことを指します。








多くの人が集まるパーティーとは

違い、店選びから振る舞い

トークのもっていき方から

男性としての実力が試される場でも

あります。しかしここはHSS型

確かに1回目のような自虐ネタで

快活に笑わせ、明るい人の印象は

なくなるものの、共感トークは得意。

相手を不快にさせることはまず

ありません。しかしそれだけでは

男性としては弱い

「いい人なんだけどドキドキしない」

もれなく友達フォルダに入ってしまい

女性からの恋愛候補からは

脱落してしまうのです・・・










そして非モテ男性の特徴として

気に入った女性には

過度に優しすぎたり

長文ラインを送ってしまったり

一度目のデートの店の

グレードを上げ過ぎてしまったり

とにかく重くなり過ぎます。

これは男性と女性の脳の違いにも

あるのですが

男性は見た目が好みであれば

会った瞬間に「好意」を抱き過ぎる

ことがありますが

女性は徐々に「好意」を積み上げて

いきます。

そして非モテ男性は

女性がまだ好きでも嫌いでもない状態

の時に「好意」丸出しの行動を取って

しまい、そこで格下認定されてしまいます。

基本的に女性は多くの雄から選ばれた

優秀な1人を選ぶ本能があります。

これは子供を身ごもれるのが

1人で、一度子供を身ごもると

十月十日はお腹の中で育てます。

一方で男性は多くの子孫を

繁栄させることが本能に刻まれて

います。つまり昔は一夫多妻制が

当たり前だったように

多くの雌を囲うことがサル山の

大将だったように

女性は例外なくモテている状態の

男性が好みです。

このあたりは「倫理観」や

道徳的なデリケートな部分に触れてくる

ところなので深掘りはしませんが

本質を見抜くHSS型の僕は「恋愛工学」

を通じて「モテの本質」を知る事になりました。






世界観episode 55 -「パートナーとの出会い」
へ続きます