その1

観光立国を望む我が国はゴールデンウイークを目前にして、既に観光地は長蛇の列、旅館・ホテルは予約でいっぱいです。出かけるのにも四苦八苦の状態だとか・・・。

 

しかし、比較したくはないのですが先日の地方選挙、これからの自分の生活或いは可愛い我が子や孫の将来を左右しかねない大事な政治を動かす選挙です。

であるにも関わらずその投票率はわずか20〜30%でした。

これって皆さん、何かおかしいとは思いませんか?

 

おかしいと思うのはだけでしょうか?

 

その2

今地球上では凄まじい気候変動の猛威まっただ中。これは何を意味するのでしょうか?  この状況下で農業が壊滅的な被害を被らない筈はありません。

 

皆さんは我が国の食料の自給率に関心を向けられたことがありますか?

現政権が長年にわたって行ってきた外交と農業政策の結果、もたらされたその率は何と30%。先進国とされる国々の中でもダントツの低さなのです。

 

この年々猛威を増す気候変動下に於いて、のうのうと食料を外国頼みとする国が、済ました顔で先進国等といえるのでしょうか?

この国の政治家は一体何をしているのでしょう?

 

皆さんは自国が食料確保に汲々としている時に、いくら金を積まれても輸出する国等ある筈はない・・・、もっと農業やその従事者を大切にして欲しい、そう思いませんか?

 

おかしいと思うのはだけなのでしょうか?

 

その3

3.11の巨大な津波とそれに飲み込まれ破壊された原発の恐怖。この背筋も凍る程の出来事はまだ記憶に新しい筈ですよね。

 

地震大国の我が国には絶対に存在してはならないエネルギー源だ、と感じた人は多かった筈だと思っていたのですが錯覚だったのでしょうか?

 

日本の歴史を西暦以降(概ね2000年前)から学び直してみると、驚く程の巨大地震が何度も襲ってきたことが分かります。近年の戦後史の上でも我々は経験しており、今後も必ず発生すると断言できる筈です。

 

今の原発頼りの政策を転換せぬ限り、原発事故に再び三度襲われることは火を見るより明らかです。

にも関わらず政治家は原発増設に舵を切ろうとしているし、国民も否なる反応を示しません。

 

福島原発事故の恐怖に刺激されて、遥か彼方のドイツでは原発が廃止されました。

ドイツはヨーロッパ大陸の硬い岩盤に守られた危険性の低い国です。にも関わらず満一の事故を懸念し又国民の安全を考えて廃止の決定を下しました。

 

当事国の我が国がそして核兵器唯一の被爆国が今又原子炉を増やそうとしています。 皆さんは何かおかしいと思いませんか?

 

おかしいと思うのはだけなのでしょうか?

 

※おかしいな・・・と思いませんか? このシリーズもう少し続けます。