縁結びのスポット行った事ある?
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「痛い❗痛い❗止めて❗えーん、えーん」
病院の診療室から、五歳くらいの女の子の泣き叫び声が待合室に響きわたる。
余裕がなくて、待合室でよく見えなかったが、確かきれいなお母さんと一緒だった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161105/12/tetsuo-21/4e/6b/j/o0540096013790354301.jpg?caw=800)
「秋山さーん」
看護婦さんの呼び声だ!
いちにのさんと勇気を振り絞り、診察室に向かう。
おっ、お医者さんは小泉進一郎似の優しそうなイケメンやん
ほっとするのもつかの間。
「秋山さん、麻酔薬入れますからね」
大きな大きな注射針が左目下に突き刺さる。
ぼくは、大人だから何も言わずにぐちっと我慢する。
痛てて、注射針がほお骨にあたっとるやんか!
「秋山さん、次は処置しますから。」
患部および周辺をぐりぐり、ぶちゅぶちゅ!
進一郎、痛すぎるやろ!
政治改革に痛みは必要やけど、治療にそこまで痛みが必要か?
「痛みでしょ?ごめんなさいねぇ~。治療のために仕方ないんです。ごほん」
進一郎、もしやあんたは相当なドSとちゃうやろなー?
体の震えを押さえながら、拷問にも似た治療は終わりを告げた かに見えた。
進一郎が思わぬ一言を呟いた。
「秋山さん、念のため、点滴で抗生剤入れときます」
観念した。
ただただ、何も考えず、ベッドに体を投げ出した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161105/12/tetsuo-21/cc/3c/j/o0540096013790354308.jpg?caw=800)
女優の渡辺えりににたベテラン看護婦がやってきた。
「秋山さん、いつも注射は右手が多いですか?」
悪いと思いながら、だまってうなづく。
右手に注射するもののなんだか様子がおかしい。
「ちょっと血管が膨れてきたので、左手にしますね?」
黙ってうなづく。
どうもまた、様子がおかしい。
渡辺えりが明かに狼狽している。
「いつも注射うまくできでますか?ちょっと先生呼んできます」
おっとまた、進一郎の登場だ。
進一郎、教えてくれ!
おれの体の構造改革は、そんなに厄介なものなのか?
進一郎が渡辺えりとひそひそと相談した後、おもむろに口を開く。
「秋山さん、安心してください」
なんとか吉村ちゃうねんから、ぼくはちゃんとパンツはいてます!
進一郎がぼくの右腕全体をそっとなでながら、血管の太い部分に針を注入した。
かくして、平安は訪れた。
ありがとう、進一郎
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161105/12/tetsuo-21/f4/14/j/o0960054013790354320.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161105/12/tetsuo-21/84/18/j/o0960054013790354341.jpg?caw=800)
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大きな大きな注射針が左目下に突き刺さる。
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体の震えを押さえながら、拷問にも似た治療は終わりを告げた かに見えた。
進一郎が思わぬ一言を呟いた。
「秋山さん、念のため、点滴で抗生剤入れときます」
観念した。
ただただ、何も考えず、ベッドに体を投げ出した。
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女優の渡辺えりににたベテラン看護婦がやってきた。
「秋山さん、いつも注射は右手が多いですか?」
悪いと思いながら、だまってうなづく。
右手に注射するもののなんだか様子がおかしい。
「ちょっと血管が膨れてきたので、左手にしますね?」
黙ってうなづく。
どうもまた、様子がおかしい。
渡辺えりが明かに狼狽している。
「いつも注射うまくできでますか?ちょっと先生呼んできます」
おっとまた、進一郎の登場だ。
進一郎、教えてくれ!
おれの体の構造改革は、そんなに厄介なものなのか?
進一郎が渡辺えりとひそひそと相談した後、おもむろに口を開く。
「秋山さん、安心してください」
なんとか吉村ちゃうねんから、ぼくはちゃんとパンツはいてます!
進一郎がぼくの右腕全体をそっとなでながら、血管の太い部分に針を注入した。
かくして、平安は訪れた。
ありがとう、進一郎
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