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退院に向けて

GCUは24時間面会できます。


病院からは赤ちゃんと1日1度はちゃんと接した方が良いと言われましたが、


小さい子はGCUには入れないし、毎日上の子を預けられる場所も無かったので


深夜0時ころに主人が帰ってきたら、私は夜中2時の授乳に合わせて病院に通いました。

3人に授乳やら、ミルクをあげると帰ってくるのは

朝方4時頃でした。


『お母さん毎日頑張ってるね!ってみんな言ってるのよー』

って看護師さんに言われたけど、
全然苦にならないくらい子供たちは可愛かったから。


産まれて1ヶ月程経つ頃には大分体重も増えて、


先生から
『退院も近いので、1度ご主人といらして下さい。

産まれてから今までの事と、退院後のお話をしますね』


と言われました。


その時は、退院後の生活が楽しみで、ワクワクして、


どんなに大変だって頑張れるって

前向きな気持ちだけでした。



だって


3人とも

『今日も元気です』


『ミルクの量も増えてますよ』


『耳と目の検査、異常無かったですよ』


って、嬉しい事しか言われて無かったから。


順調に体重も増えて、保育器からも出れたし、


手足もピョンピョンよく動かしてたから。


だからその後の先生の話に

今まで無いくらいのショックをうけました。


先生の話が


聞いているのに聞こえないような、


・・・ん?今何て?



先生が解りやすく説明してくれているはずの言葉が


頭の中でグルグル


うまく理解ができませんでした。

虎徹

久々登場。



虎徹 5歳。 メス。


ちょっと遅めのハロウィン。

こんにちは、三つ子ちゃん

麻酔が切れて、翌日


初めてNICUにいる赤ちゃんに会いに行きました。



みんな自発呼吸が出来ると言う事で、呼吸器は付けていませんでした。


赤ちゃんは1670gと、1620gと、1575g。


2センチくらいしか無い手首や、血管が浮き出た体。


ちゃんと生きられるのか心配になるくらい小さかったです。



でも、鼻からのチューブでたった4ccのミルクを飲んで、

一生懸命生きていました。






その後は順調に体重も増え、小さい心配事はありつつも、少しずつ成長。

翌日にはGCU(NICU程重症じゃない未熟児室)に移れました。



体重が2300gを越えるまで、GCUでお世話になるので、


私は赤ちゃんを残して先に退院。

上の子も実家から帰って来ました。



赤ちゃんが退院するまで


搾乳を持って毎日病院に通いました。



行く度に『3人とも、今日も元気ですよー』


と言われました。


少しずつ3人とも大きくなって、退院の日の目処も付いてきました。