ご訪問ありがとうございます


           【乗車:2023.10.9】

                  (2024.6.30更新)

筑前前原〜虹の松原間の続きです。

↑虹の松原【JK17

        【起点(姪浜)から37.5km

単式ホーム1面1線の駅で、無人駅です。

(交通系ICカード利用可)

駅名となっている「虹の松原」は、付近にある、唐津湾沿岸にある日本三大松原のひとつであり、松林の中に駅があります。

周辺の松林は最近、マツクイムシの被害が問題となっています。

この駅の先から高架区間に入ります。

↑虹の松原駅を発車。

更に松林の中を行きます。

↑松林を抜け出た所の左手車窓。

左手遠方にAEONが見える辺りから高架に入り、唐津線の唐津駅の先まで続いています。

旧筑肥線はこの辺りから右にカーブし、海方向(松浦川河口方向)に向かい、河口付近にあった旧東唐津駅まで行っていました。

1983(昭和58)年に筑肥線が電化・高架化された際に現在のルートに変更されたため、虹の松原〜旧東唐津〜山本間の旧筑肥線は廃止となりました。

↑こちらも左手車窓。

海方向に向かっていた旧筑肥線は、松浦川河口付近の初代東唐津駅でスイッチバックし、こちらを走って唐津線山本駅を経由して伊万里駅へ行っていました。

山本〜伊万里間の筑肥線はその名残です。

(画像中央の道路か右手の道路の歩道がかつての筑肥線跡)

↑東唐津【JK18

累計39.3km、前駅(虹の松原)から1.8km

1983年に筑肥線電化の際に開業した、2代目の東唐津駅です。

島式ホーム1面2線の駅で、かつてはみどりの窓口が設置されている有人駅でしたが、2022年(昨年)、みどりの窓口が営業を終了し、無人化されました。

(但し、交通系ICカード利用可)

↑初代東唐津駅は、後に示す画像に見える白い大きい建物、Hotel&Resorts SAGA-KARATSUの位置にあり、頭端式ホーム1面2線を有するスイッチバック構造の駅で、みどりの窓口や観光案内所、荷物取扱窓口を備え、駅弁の販売もありました。

また、駅構内には貨物ホームや貨物ヤードがあり、東唐津気動車区や唐津保線区、博多車掌区東唐津車掌区などが存在し、筑肥線のターミナル駅でした。

1983(昭和58)年、筑肥線電化・虹の松原〜唐津間高架化の際に東唐津駅は現在の場所に移設されました。

現東唐津駅は、かつてのターミナル駅といった感じはありません。


↑東唐津〜和多田間の右手車窓。

唐津市内を流れる松浦川を渡ります。

川の向こう(松浦川河口方向)に見える白い大きい建物が大和ハウスのグループ会社、大和リゾートが運営・展開するDAIWA ROYAL HOTELHotel&Resorts SAGA-KARATSUです。

旧東唐津駅の跡地に建っています。

↑和多田駅手前。(ここから左手車窓)

Y!mobileショップの向こうの高架はこれから合流する唐津線です。

伊万里駅へ向かう筑肥線列車も通ります。(唐津〜山本間)

↑和多田【JK19

累計40.9km、前駅(東唐津)から1.6km

単式ホーム1面1面の高架駅で、無人駅です。(交通系ICカード利用可)

1983年に筑肥線電化・高架化の際に開業した駅です。

駅舎は高架上のホームに隣接しており、地上からの階段と一体化した構造となっております。

↑和多田駅ホームから見た唐津線高架。

駅のすぐそこを走っています。

↑和多田駅発車後。

ここで唐津線と合流します。

↑和多田〜唐津間。

唐津市街を行きます。

左手に見える高架道路は国道204号唐津バイパスです。

↑唐津【JK20

累計42.6km、前駅(和多田)から1.7km

島式ホーム2面4線の高架駅で、姪浜駅からの筑肥線の終点駅です。

(↑2023.11.5撮影)

↑唐津駅はJR九州の系列会社、JR九州サービスサポートによる終日駅員配置の業務委託駅であります。

尚、みどりの窓口の営業時間は7:30~9:00と16:00~19:00で、年中無休となっています。

みどりの窓口がある業務委託駅(有人駅)です。

1983(昭和58)年の筑肥線電化前は、唐津線のみの駅で、その当時のターミナル駅である旧東唐津駅へはバスまたはタクシーでの移動が一般的でした。

唐津市中心部と博多へはこのような行き方で不便を強いられましたが、筑肥線電化により、博多はもちろん、福岡市中心部の天神、そして福岡空港へのアクセスも容易となりました。

 筑前前原駅から乗車してきた当筑肥線列車はここから唐津線に入り、隣の唐津線終点駅、西唐津駅に向かいます。

福岡市地下鉄福岡空港駅から来て、姪浜駅から入った筑肥線列車も同じく、唐津行でない限り、西唐津駅まで行きます。

筑肥線姪浜〜唐津間を走破しました

唐津線唐津〜西唐津間に続きます。


ご覧いただき、ありがとうございました。

乗り鉄紀行~鐡の呼吸 」総合indexはこちら
                                                   TOP】