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       【乗車:2022.1.2】

            (2024.6.30更新)

JR後藤寺線は、福岡県飯塚市の筑豊本線(福北ゆたか線)の新飯塚駅から同県田川市の日田彦山線の田川後藤寺駅とを結ぶ、路線距離13.3kmのJR九州地方交通線です。

全線単線非電化の路線です。

今回は大回り乗車の際に乗ってきました。

  ↑新飯塚駅

JJ01/【JC14

【起点駅、累計0.0km】

後藤寺線の起点駅です。後藤寺線の駅ナンバリングは「JJ○○」となっており、新飯塚駅は「JJ01」となっています。

ちなみに筑豊本線(福北ゆたか線)はJC14です。

↑後藤寺線は基本、毎時1本となっており、ラッシュ時には2、3本運転されています。1日1本、朝の新飯塚→田川後藤寺間のみ、快速が運転されています。

快速の途中停車駅は無く、新飯塚~田川後藤寺間はノンストップです。

↑こちらが後藤寺線の普通列車です。

↓キハ40系の1両です。


↑新飯塚駅を発車して、左カーブを描き、筑豊本線(福北ゆたか線)から離れていきます。

列車内アナウンスの通り、後藤寺線全駅はSUGOCA等の交通系ICカードに対応しておりません・・・が、全線を乗り通し、交通系ICカード対応の駅で乗り降りする場合は問題ありません。

(例:新飯塚駅〜後藤寺線・日田彦山線経由城野駅でもOK)

↑飯塚市街から徐々に長閑な田園風景に変わっていきます。

↑この辺りで国道201号線とアンダークロスします。

     ↑上三緒駅JJ02

【累計3.1km、前駅(新飯塚)から3.1km

単式ホーム1面1線の無人駅です。

    ↑下鴨生駅JJ03

【累計5.0km、前駅(上三緒)から1.9km

島式ホーム1面2線で、後藤寺線で唯一、列車交換ができる駅です。

この駅の所在地は、福岡県嘉麻市となっています。

平成の大合併によって誕生した嘉麻市内では唯一の駅ですが、JTB時刻表では、市の代表駅の扱いになっていません。

1994(平成6)年までは、列車交換のための要員が配置されていましたが、スプリングポイントが設置され、交換自動化に伴い、現在は無人駅になっていますが、近距離きっぷの自動券売機は設置されております。

かつては廃止となった国鉄漆生線(うるしおせん)が分岐していました。

漆生線の起点駅で、山田市(現・嘉麻市)内にあった下山田駅(廃止駅)とを結んでいました。

    ↑筑前庄内駅JJ04

【累計6.2km、前駅(下鴨生)から1.2km

単式ホーム1面1線の駅で、ホームに待合室があるだけですが、無人駅ではなく簡易委託駅です。

再び飯塚市内に入りました。

↑筑前庄内駅を出て、山中に入っていきます。


↑入水トンネル(550m)に入ります。

後藤寺線唯一のトンネルです。

↑入水トンネルを抜け田川市に入り、山中を抜けていきます。

↑トンネルを出て山中をも抜け、今度はセメント工場(麻生セメント)の中を抜けていきます。

    ↑船尾駅JJ05

【累計9.9km、前駅(筑前庄内)から3.7km

単式ホーム1面1線の無人駅です。

かつては石灰石の積み出し駅として、多数の機関車が駅構内で使われ活況ではありましたが、現在はただ広い構内が残るのみです。

かつて存在していた2階建ての駅舎を含め、駅構内が周辺のセメント工場からのちりで真っ白になった異様な光景は、鉄道ファンにはよく知られていましたが、現在は駅舎は取り壊されており、小ぢんまりとした待合室が残るのみとなっています。

駅付近のセメント工場は現在、先ほど抜けてきた麻生セメントの工場が残るのみです。

↑船尾駅を出て、田川市街地に入っていきます。

↑田川後藤寺駅の手前で右カーブを描いた先に日田彦山線と平成筑豊鉄道糸田線の線路が見えてきました。

↑田川後藤寺駅に到着します。

平成筑豊鉄道の列車と日田彦山線のキハ147系が停まっています。

  ↑田川後藤寺駅JJ06

【累計13.3km、前駅(船尾)から3.4km

後藤寺線の終点駅です。

単式ホーム1面1線‪✕‬2、1番線の北方を切り欠いた切欠きホームと、島式ホーム1面2線の計3面5線を有しています。お互いのホームは、跨線橋で結ばれております。

田川後藤寺駅は日田彦山線の途中駅で(ナンバリングはJI14)、後藤寺線と平成筑豊鉄道糸田線が分岐する形となっております。

また、田川市の代表駅となっており、JR九州の直営駅で、みどりの窓口はあります。

・・・が、交通系ICカードは利用できません・・・


ご覧いただき、ありがとうございました。