ここのところ損害保険業界の不祥事のニュースが続いている。
少し前のビックモーター事件に関係していたSOMPOの件に始まり、最近では大手4社のカルテル問題、同じく大手4社の情報漏洩問題と矢継ぎ早に出てきた。
大手4社のカルテル問題は、何をいまさら・・・・といった印象。
絶対にやってるよな~昔から・・と思っている人、多いんじゃないかな。
確信はないけど。
僕はいつか明るみになるんじゃないかと思っていた。
大手は上手にマーケットを分け合っているとしか思えなかった。
これも確信はないけど。
あと漏洩問題。
これは顧客企業への出向勤務者が親元の損保会社に出向先の顧客情報を提供していたという話。
僕も生保会社から銀行への出向者なので何となくわかるけれど、出向先の情報は出向元企業にとっては価値が高い。一般的には出向先企業の営業戦略や現場の動きなど。まあ、そのくらいは出向者を受け入れる側も承知している。
でも、顧客情報はまずい。
損保は1年契約が中心だから1年経つと契約を他の保険会社に乗り換えることが気持ち的にも容易である。(対して生保は長い契約なので難しい)
となると保険会社にとって今の他社顧客は、1年後に自分達の顧客にできる可能性が高い。
満期前に先にコンタクトできればその可能性が広がる。
なので、出向先の顧客リストは「宝の山」であるはず。
こんなふうに限られたパイの奪い合いのひとつがこの事件。
損保は取引先企業の株を持って発言力を得て、社員に取引先の商品を半強制的に買わせ、取引先の手伝いに行かせ、いろんな形で恩を売り保険契約の獲得・維持に走る。
これら一連の事件はこんな昔ながらの慣習を一掃するいいチャンスかもしれない。
損保業界が生まれ変わるきっかけになればいい。
まあ、そうはいってもお互い人間なので、持ちつ持たれつの付き合いも大事ですけどね。
それに振り回される現場の社員さんたちが大変になるだけだと思うわけです。
そんな中にありながら、SOMPO以外の大手3社は自動車保険の値上げをするという。(SOMPOは1年先延ばし)
えー、この不祥事続きの中でそれって理解得られるのか?
と思ってしまったのは僕だけかなあ。