先日、某勉強会で年金で著名な方の話を聞く機会がありました。
その名も、
「公的年金活用術」
皆さん、年金に興味ありますか?
僕がためになったと思った話を紹介します。
①公的年金は「貯蓄」ではない、「保険」である。
→払った分を取り戻そうという発想は捨てよう!
これ、基本ですね。
②「繰り下げ受給」の損益分岐点
老後資金2000万円問題以降、いろんなところでしきりに「繰り下げ受給」を勧められている気がしませんか?皆さん。
65歳から年金もらうのと例えば70歳まで繰り下げるのと、いったいどっちがお得??なんでしょうか。
簡単な計算方法を聞きました。
「年金受け取りを繰り下げた場合、受給開始年齢に11年11か月を足したのが損益分岐年齢、すなわち、それ以上長生きすれば繰り下げて正解ということ」
らしいです。70歳に繰り上げた場合の損益分岐点は81才11か月ということです。
この計算方法、便利だと思います。いつでもどこでもできます。FPとしては嬉しい。
③それでも人気のない「繰り下げ受給」※これは僕の感想
これから年金をもらおうという世代の多くの声は、
「どうせいつ死ぬかわからないんだから、もらえるものははやくもらった方が得。繰り下げなんて絶対にしない!」
です。本当にこの声、よく聞きます。でもでもでも・・・・講師の先生ははおっしゃいました。
繰り上げて後悔するのは『この世』、繰り下げて後悔するのは『あの世』
おーー、なんという名言!
繰り下げで後悔するのは死んでから。どうせ意識ないんだから「惜しい」などと思うのはナンセンス。という風に理解した。
繰り上げて長生きしたら・・・確かに後悔するかもね
④長生きリスクに対応する方法
従来の考え方:老後生活費に対し年金では足りない毎月の収入分を、貯金・イデコ・NISA・アルバイト等で埋める。
新しい発想:年金は70歳以降に繰り下げて将来収入(月収)を増やし、それ以前の空白期間を「中継ぎ資金」(貯金・イデコ・NISA・アルバイト)で埋める。
⑤支え合いの図
よく見たことがあるデータ:一人の高齢者(65歳以上)を何人の現役世代(20~64歳)で支える?
・1980 6.6人(お神輿型ともいう)
・2010 2.6人(騎馬戦型ともいう)
・2040 1.4人(肩車型ともいう)
高齢化社会ってこんなに大変??
視点を変えたデータ:一人の非就業者を何人の就業者が支える?
・1980 0.9人
・2010 0.97人
・2040 0.9人
つまり60年間横ばいで変わらないという予測。
この違い、すごくないですか?
昨今の、女性・高齢者の就業率増加のもたらした影響といえるそうです。
時代が変われば支え合う関係も変化してゆくものなのでしょう。
現役、高齢者という分類はもはや違和感ですね。
女性の皆さん、高齢者の皆さんに感謝感謝です。
もっといろいろあったのですが、長くなったのでこの辺で終わりにします。
僕ももうすぐ年金世代なので、真剣に自分の老後資金プランを練りたいと思います。
あー、宝くじ、あたらないかな~