とうとう生保にも来た。

 

以前損保の情報漏洩のことを書いたが、その際にも「生保業界にもいずその波が来るかも・・・」と思っていた。

10/18に日経新聞にとうとう出た。

 

『生保も情報漏洩35万件』

 

代理店に出向した社員が、出向元の保険会社に代理店の他社契約情報を漏洩したという話。

先般の損保代理店の話とそっくり。

ニッセイ、第一、メットライフ、マニュライフ、・・・と続々

組織的な関与は否定しているらしい(へー??)

そして大抵「営業目的には利用していない」とのコメントをよく聞く。

 

(そんなわけあるかい!じゃあ何のためなのか?)

 

僕は保険会社から銀行に出向しているけれど、他社加入の顧客データが必要な場面など一切ない。だからこういう事案は違和感しか感じない。

 

少し前にはかんぽの募集方法が大きなニュースになった。

ゆうちょが別の目的で集めた顧客にいきなりかんぽ商品の案内をしたらしい。

明らかな業法違反である。

これが過去何年も前から横行していたとのこと。

ゆうちょの保険販売の強引な面は以前から何度も問題視され明るみになったが、まだまだ甘かったと言わざるを得ない。

 

ま、それはそうとして、同じように出向している僕の心情としてはあまり穏やかではない。

もう十何年にも及ぶのでいまさら銀行に長くいたいと思わないが、何となく顧客と対面した時に居心地の悪さを感じるのではないかと想像する。

何だか世の中に対して「すみません・・・」という気になる。

 

保険会社もゆうちょも代理店も、みな保険を売るのに必死。

ここまでしないと売れないのか、そこまでして売りたいのか、とあきれる。

保険は自分からは買いに行かない商品だからか?

(保険くださーい、って来る客はいない)

商品とマーケットの根本的なバランスを欠いている業界だと(昔から)僕は思っている。

 

業界の膿みとか歪みとか、この機会にこの時代に全部明らかになってまっとうな業界になってほしい。

政治や検察の世界みたいに。