4月になり、銀行は新しいシーズンを迎えた。

 

銀行は4~9月が年度の上半期。この6か月で新たに支店対抗レースが始まる。

各支店では新支店長も増え、またメンバーも一部異動で入れ替わり、新鮮かつ鼻息荒くスタートする。

 

銀行は常日頃、数々の顧客サービスを提供している。

よく銀行の支店では日を決めて「無料相談会」を行っている。

そのなかには休日相談会もあり、「休日返上で大変なお仕事されてるな~」と思う人もいるかもしれない。(そんなこと思う必要ないですよ)

しかも、相談会は「無料」。

ただほどこわいものはない、と昔から言う。

その通りなのである。

 

■相続相談会(税理士付) → 相続対策と称し遺言信託、家族信託、一時払い保険等を売り込む

■年金相談会(社会保険労務士付) → 年金額の確認等をするのはドアノックで、最終的には資産状況を聞き取り、運用商品や一時払い保険を売り込む

■資産運用セミナー(FP付) → 投資信託を売り込む、乗り換えさせる

■保険相談会 → 保険の見直しから保険を売り込む

■住宅ローン相談会 → 新規ローンはもちろん、金利見直しによるローン借り換えを売り込む

 

※下線部は専門家が相談に乗るということ。

これがくせ者。

例えば、これからもらえる年金のことを社労士にタダで相談できるってラッキー♪銀行と付き合いがあってよかった、と思う人、きっといますよね。

 

専門家に相談できるというエサをまき、顧客を誘い込み、資産状況を把握し、最終的には商品を売り込む。

いったん参加したら最後、後日ばんばん営業からのアプローチがきます。

(ただし、お金ないです~って人は相手にされない・・・)

 

もちろん相談の中で役に立つ話もあるが、銀行側の目的はそうやって人様の役に立つことではありません。

「見込み客」を増やすこと。そして売り込むこと。

遺言や家族信託や投資信託や保険を買ってもらうこと。

 

いったん見込まれたら、人々は結構銀行の言うとおりになってしまう。

銀行って不思議で、人々は用を済ますと「ありがとうございました」「お世話になりました」と顧客のほうが頭を下げて帰っていく。

なかなか他の業界では見られない光景だと思う。

 

銀行にはなるべく近づかないようにしましょう。

あなたの資産が狙われますよ。

 

※こういうこと、わかっていて銀行にわざわざ相談に行かれる方もたくさんおられます。それについては否定するものではございません。