FPの自主勉強会でスタディグループ(SG)というものがある。
先日何十年ぶりかで、あるSGにゲスト参加してみた。
SGとはFPが集まってお互いに講師となったり外部から講師を呼ぶなどして、定期的に研鑽を積む場。
今回参加したSGではZOOMも含めて25名くらいが参加していた。
その日のテーマは介護。
SGメンバーの方が講師として、ご自身の業務と、ご本人の両親の介護の経験の両面からのお話をされた。
介護の問題は、TV、新聞、雑誌などいろんな情報からある程度概要は知っていたつもりだが、生の経験のお話は衝撃だった。
高齢の親を持つ人へのアドバイスと自分の将来の介護問題の為に僕が学んだ点は以下の通り。
①介護は予想以上にお金がかかる
・介護保険対象外の自費サービスは必須と思うべき。
・高齢者の通院や自宅介護は本人のタクシー代が思いのほかかかる。田舎ほど。
②仕事をしながらの介護は無理
・公的医療保険と介護保険は管轄が違うため見えない線引きが存在する。(例)→ヘルパーさんは病院まで同行はするが病院内の付き添いはしてくれない。(結局家族が付き添うことになる)
・病院は治療が済むと長く置いてくれないと聞いていたが、「すぐに退院して療養してください」と突然放り出される。家庭の事情は考慮してくれない。
・入院していた親が介護対象となった際、机を電話と施設名簿を渡され、今日中に介護施設をあたり病院を出るようプレッシャーをかけられた。
③その他の情報
・安い介護施設は空きがなく、入るのは無理と思ったほうがいい。→施設紹介業者というのが存在するのでそこに問い合わせるとよい。費用は施設側が負担するのでかからない。
・大病院、総合病院ではなく、近所のかかりつけ医を持つこと。大病院だと各科ごとの縦割りなので高齢だと複数科にかかわりたらい回しとなる。かかりつけ医なら一元管理になるので余計な時間がかからない。
・通所サービス、デイサービスは東京が圧倒的に充実している。特に自治体の介護サービスの手厚さは府中市が最高!
・親の介護で困ったらまずは「地域包括支援センター」に相談する。
・介護保険のサービス概算料金を計算するには厚生労働省HP内にある「介護サービス情報公表システム」が便利。
介護は突然訪れるがいざその時になると情報が少なすぎて困るらしい。
また仕事を持ちながらの週末介護だったりすると時間と心の余裕がなくなり他になにもできなくなる。
根本的な解決策などないが、いろいろ知っておくことで心構えや多少なりとも準備ができるような気がするので、いい話を聞けたと思う。