夕方、仕事帰りに同じく仕事帰りの妻と待ち合わせて、

 

「晩御飯どうする?」

 

なかなかの仲のいい夫婦像。本人たちはそれほどでもないけれどきっとそう見えると思う。

どうする?と言う時は、どこで食べる?という意味。(暗黙だけど)

 

うちの近所にラーメン屋があるのでそこにした。

年に1回も行かないが味噌ラーメンが結構話題の店。

ラーメン屋と言うより「町中華」かな?

カウンターしかない長っぽそい、割と汚くて(すみません)、おじいちゃんが二人で切り盛り。

カウンターの目の前に洗った皿や煮卵やチャーシューの切る前の塊などが無造作に置かれている。

おしゃれ度ゼロ。

でもこの雑な感じがいい。

 

僕「5千円持ってるからそれ以内で済まそう。」

妻「私財布持ってきてないよ。(いったんうちに帰って置いてきたらしい)」

僕「5千円あれば足りるでしょ。」

 

二人で生ビール3杯、おつまみ2種、味噌ラーメン2杯をいただく。

バックには昭和レトロなポップス。これも僕らの世代にドンピシャ。

永井龍雲の『道標ない旅』が流れてきた時には、

 

「あーーなんだっけ!!これ?」

 

♪大空に-群れーなすー鳥ーたちよ♪

 

歌えるのに曲名も歌手も出てこない・・・・

5分後くらいにようやく「永井龍雲だよね、たしか」と名前を思い出した。

妻は、「名前聞いても知らない。けど、声は聴いたことある」

といった程度。

 

そうこういろいろと楽しんでおなかいっぱいになり、ご精算。

 

 

店のおじいちゃん「5070円です」

 

僕「・・・・・・」(5千円はぜったいあるけど小銭は・・いくらあったかなー?)

妻「足りる?」

 

 

 

「・・・・・・5060円しかない(焦)」

 

妻「えー、かばんの中とかに少しくらい小銭入ってないの?」

僕「ない」

店のおじちゃん「いいよいいよ♪まけてあげるよ。」(いい人だ)

 

※ちなみにこのようなレトロで、しかもおじいちゃん達がやっている店なので、当然キャッシュレス化は進んでおりません。現金のみ。

 

翌日、妻が10円を店に届けてくれました。

お金は計画的に使いましょう。