1年以上前の話。

最終的に保険契約をいただいた銀行のお客様。

50歳くらいの女性。

 

僕は銀行のある支店の渉外担当者から依頼を受け、支店に出向いて面談した。

いわゆる「保険相談」である。

 

保険証券を持参されたので中身を拝見。

(銀行で「持ってきて」と言われただけであって別に積極的に相談したいというわけではないお客様。よくあるケース。)

 

かんぽ生命に何本も加入していた。

自分のみならず、ご主人、子ども二人の分も契約していた。

それ以外は各種共済に加入。

民間の保険はほぼ無し。

 

僕から簡単に保険証券の内容をその場で解説。

きちんと理解いただくため、ポイント(商品の構造、保険料の内訳、保障内容等)をいくつかお話しした。

 

 

その日はそのままお帰りになった。

 

 

後日、再びその方と面談した。

「実は先日お話を伺ったとき、すごく衝撃を受けまして・・・」

 

聞くと、すぐにその足で郵便局に行き、全部のかんぽ契約の解約試算を依頼したとのこと。

僕が解説した内容を聞いてかんぽ契約を今すぐやめたくなり、いても立ってもいられなくなったらしい。

 

あーびっくりした。

 

いきなり解約に走ったかと思い、僕は焦ったが、解約試算どまりで安堵した。

 

後日、最終的には僕の提案で新たな保険に加入したため、その後不要と感じたかんぽは解約したようである。

別にかんぽの悪口を言ったわけではなく、契約内容を確認してあげただけであるが、ずーっと何年も彼女が思っていた内容とは違っていたようで、ショックを受けたらしい。

 

かんぽなら信頼できるし安心!!

かんぽの商品に間違いはない!

 

と思っている人、そして中身をよく確認していない人、まだまだ多い。

 

販売側の郵便局の説明不足もあろうが、恐らく買った側の顧客も、商品の詳しい説明などはなから求めていないのであろう。(なぜなら・・かんぽだから間違いなどない、と思っているから)

かんぽを信じることで商品理解を度外視して「投資」することも自己責任なので、それはそれで仕方がない。

 

 

でもこのようなケースに出会うたび、、いつもやりきれない気持ちになるなー。