生命保険は宝くじと同じ!
とマネー専門家の先生方がおっしゃるのを耳にする。
確かに・・と思う。
みんなで少しずつお金出し合って、何かあったらたくさんお金をいただけて助けてもらえる。
何もなければ、恩恵はゼロ。
よく言えば、相互扶助、共済、の精神ですね。
以前、電話でその「くじ」に当たった人と話をしたことがある。
50歳代の女性。
顧客フォローで電話をしたが、通常、こういった電話は新規の売り込みと思われるため、出ないか出てもすぐ切られることが多い。
でもその方はこちらの身分を名乗ると明るく答えてくれた。
この方は1年ほど前に銀行経由で、ある医療保険に加入したとのこと。
「ご加入後1年たちましたが、なにかお困りやご不満などございませんか?」
と聞いた。すると、
「不満?? とんでもないです!あの時保険に加入したおかげで本当に助かって、感謝しきれません!保険会社さんに申し訳なくって・・・」
なにがあったのか聞いてみると、
・加入後まもなく、脳出血で入院した。
・医療保険に「特定疾病給付」がついていたため、入院給付金に加え、100万円の一時金が出た。
・さらに「払い込み免除」要件に該当したため、その後の保険料が一生涯無料になり、治療するたびにお金がもらえる一方である。おかげで病気への備えという意味では老後も安心。自分は3か月分しか払っていないのに。
銀行の窓口で突然勧められて、中身はよくわからないがちょっと高めの保険を契約し、最初は少し後悔したらしいが、結果オーライ。
「その時の窓口の子に会ったらすっごく感謝しているって伝えてください。」
「くじ」にあたった人は本当に喜んでいた。
「払い込み免除」機能を付けようと思うと、付けないバージョンより1~2割くらい保険料が高くなるので結構抵抗感を持たれるが、この方の場合は知らずにそうなっていたので、むしろ良かったのかもしれない。
当たってよかったね、と思うのと同時に、保険は損得では語れないなーとしみじみ感じる。
生命保険で元を取ろうなんて思ったら何もできなくなる。
支払期間の長い契約の時は、「払い込み免除」付けておくといいかもしれない。
この人みたいに、他の契約者の皆さんの保険料で楽させてもらえる可能性があるから。