おやしらず。 | テノール屋さん 望月哲也のブログ

おやしらず。

おはようございます。



昨日、ついに右下に生えていた親知らずを抜いてきました!!



あ~信じられないくらい辛かった・・・



ちなみに、僕の親知らずは他の歯に対して、90度を超えて100度くらいの角度で生えていたらしく、その親知らずと奥歯の間にポケットが出来てしまっていて、この箇所が徐々に溶け始めているとのこと。



このままにしていたら、歯周病の危険があるとの事から、全く痛くなっていない、埋まっている歯を抜歯する事になったのです。



で、普段お世話になっている歯医者で抜く予定だったのですが、親知らずの近くに太い神経が2本、走っていることから口腔外科の先生に丁寧にやって貰う必要がある(これは、僕が歌手という職業のために、出来るだけ口周りの危険、リスクを軽減するため)との配慮していただいたのですが、やはり本番近くには出来ないので・・・大学病院の先生がその歯医者さんにいらっしゃるタイミングと、僕のスケジュールが全く合わなかったので・・・それなら、僕が先生の勤務されている大学病院に行ってしまおう!ということになり、都内某所の大学病院に一日限りで伺う事になったのです。




初めてかかる病院は緊張します。



僕が普段お世話になっている歯医者さんは、本当に患者にストレスを与えるような雰囲気が全く無くて、治療のための席!?(って言い方が正しいのか・・・??)が個室とまではいかないものの、しっかり仕切られていて、ほとんど他の患者さんと顔を合わす機会がありません。



その雰囲気に慣れていたせいか?受付を済ませ、処置室に入った時、ビックリしました!



治療の為の座席がワンフロアに20台くらい並んでいて、その空間はプライベート感ゼロ(笑)



この場所で、親知らずをとんとんかんかん!歯を割ったりしながら力の限りに抜歯するのか?とドキドキしてきました。笑




割とすぐ近くで他の患者さんが治療を受けていて、女性の患者さんが先生に「身長、体重は?」なんて質問をされて答えている会話もまる聞こえ。その女性が「うぎゃ!ひゃ!」なんて声を聞きながら、僕は隣で抜歯。。。どきどき。




麻酔を3本打って、さぁ開始。




電気のこぎりみたいな道具でバリバリ切っていましたよ!歯を。笑



で、なにか金具で歯を引っ張って・・・「ミシッ、ミシッ」いや~な音が。



麻酔打ってもらっているのに、痛い・・・途中で麻酔追加して貰いました。笑



「これ、本当に抜けるのかな??」って思いながら我慢してましたよ。



で、どのくらい時間が経過していたのか全く分からないうちに、先生が「はい、終わりです」と。




あ~一安心。




歯を抜いた箇所を縫合してもらい終了。




痛み止めと抗生物質を処方していただいたのですが、病院の薬剤師さんが「まだ麻酔が効いているうちに痛み止めを飲んでおけば、だいぶ痛みが軽減しますよ」と言われ、すぐに口洗い場に直行!!!その場で痛み止め、飲んじゃいました。笑




昨日は夕方から新国立劇場で≪トリスタンとイゾルデ≫のコレぺティがあったので、それまでは安静に過ごして・・・稽古もちゃんと歌ってきました。




昨日、新国立劇場ではジョルダーノの≪アンドレア・シェニエ≫が上演されていまして、スタッフの方に「見ていけば?」と誘われたのですが・・・ごめんなさいしちゃいました。笑



歯が痛かったんだもん。。。本当は見たかったけど。




痛み止めをもう一回だけ飲んで、腫れない事を祈って寝たのですが・・・今朝起きたら大丈夫みたいです。よかったよかった。



一週間後に抜糸。それまではしばらくお酒も控えます。運動も控えろという事なので、ジムにも行けませんが~まぁ酒飲まなきゃ痩せられるんでしょう。笑



腫れてはいないけど、今はまだちょっと顎の動きが不自然なんで~早く元通りになることを願ってます。




よかったら皆さんも祈って下さ~い。よろしくお願いします!



また言っちゃいますけど、歯のメンテナンスはこまめにしてもらいましょうね。



ではでは。