【8月4日の対局】 黒番
今日は東洋囲碁5段戦。中盤でリードしましたが、下辺のシノギに失敗して最後は時間切れ負け。
左上の攻防は知っているので自信をもって打っていましたが・・・
24のノゾキを初めて打たれて後の打ち方を失敗してしまいました。
実戦は25とツナいでしまったので黒が厳しい形になってしまいました。
ここは1とデるところ。3まで突き抜いてから5とアテて、9まで上辺を生きます。
白が10と左上を生きたところで11とオせば、黒が上下を打ちまわし白に弱い石ができたので黒が優勢ということです。
もし4でマガってきたら5とアテます。上辺を先行すれば白は左上を生きる必要があるため、11と上から圧迫して黒が好調です。
2のキリが怖いところですが、1に石が来ることで白は4を省けないので、5とシチョウに抱えて問題なし。
白6がどうなっているかというと
7、9と一子抜いて大丈夫です。11で左上が取れています。
例えば12にトんでも、13にコスミツケてから15とハネれば黒の攻め合い一手勝ち。
12で一路下にトべば、13,15のデギリが成立します。
16のアテに17とノビて二子にして取らせれば、
石塔シボリの完成で、黒は23で攻め合い勝ちです。
ということで白は1が本手。これに対して黒は2とハネダすところです。
白Aは黒Bがシチョウになっています。もし右下が白石なら2は成立しないと覚えておきます。
その後はこのような進行が考えられます。白はやっぱり左上を生きなければ生けないので、中央の白石が重く、黒が優勢でしょう。
今回は序盤の失敗を時間をかけて検討しました。次回は同じ対局でシノギの部分を検討してみます。
208手完 白番時間切れ勝ち
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