昨日は疲れて寝てしまったので打っていません。

そこで今日は勉強として覚えている棋譜から、こう打てたらなぁという手を紹介します。

(布石と手筋の勉強のために今は6局ほど覚えているので随時紹介していきます)

 

下辺白の打ち込み。こう見ると下辺は黒の勢力ということではないんですね。ここからの黒、白両方とも難しい打ち方で、理解はできても実戦では打てなそうです。

 

白1のカケツギに黒は2のトビ。私だったらノータイムでQ11と打ってしまいそうです。

 

S8とT7の交換があるから渡れるということですね。白7のキリに対して、単につながずに黒8とコウ含みにしたのもすごい。

 

右下に黒のコウ材があって、白はO1と手を入れるしかなく、結局R7のツギとO5のヌキが見合いになって黒は大丈夫。左下からの白を封鎖して黒好調でしょうか。

白のこの手入れの仕方も勉強になります。

 

右上白三々から、F15のトビで上辺の白が盛り上がりました。

それに対して黒の侵入の仕方もさすがだなぁと思います。黒1のノゾキからF18のキリを見た黒9の二間ビラキが絶好で、黒11に回りました。

白L17のツケからK16のハネで、黒はどうするのか。答えは黒1のサガリで三子にしてから捨てるんですね。黒7と9が絶好の利かし。上辺を分断し、中央に少し地が付きそうです。

 

263手完 黒番 張栩九段 3目半勝ち