新規開業をはじめ、廃線や列車のデビュー/運行終了などなど、JRのダイヤ改正とともに、鉄道に関する話題が目白押しの3月でした。
かくいう私も遅ればせながら、今月はじめに宇都宮ライトレールに一部分だけですけど、乗りに行きました。
沿線に大きな自動車工場があるだけに、利用者がどのくらいいるか心配していましたが、平日の昼間でも結構な利用客がありました。
ただ、私もダンナの運転する自家用車で、現地往復したんですけどね。
そして、地方ではよりいっそう、クルマ社会が進展しているんだなということを、思い知らされた月でもありました。
お彼岸の週末を利用して、亡き両親のお墓参りに行きまして。
当初は金曜日にダンナの運転するクルマで東京を出発、1泊だけして土曜に戻る予定だったんですが、その土曜の昼、ダンナが急に体調を崩し。
なんとか高速には乗ったんですが、途中のパーキングエリアに何度も立ち寄り、休憩時間がそのたびに長くなっていく状況に陥りました。
あいにく私は運転免許を所持しておらず(ペーパードライバー期間があまりに長かったため、マイナンバーカード取得とともに免許の更新をやめた)、運転を代わるわけにはいきません。
3度目の休憩の際、最寄りのインターから近いホテルにスマホからネットで予約を入れ、なんとか部屋を確保し、夕方には無事にチェックイン。
ギリギリのところでその夜もホテル泊とになりました。
幸い、翌日には東京までノンストップで帰れるまでに、ダンナの体調は回復したんですが。
*その日が日曜でよかったです
もし私が免許を持っていて難なく運転できたなら、余計な出費はしなくて済みましたし、何より、自宅の布団でゆっくり休むこともできたわけですよね。
そういうことがなくても近年、地方に行くたびに、「ああ、クルマが運転できないと、日常生活を送るのにつらい場所が結構多いなあ」と感じることが多いんです。
よく地方への移住を検討する人もいらっしゃいますが、何より重要というか、最低限必要なのが「クルマの運転が可能なこと」。
いや、体感的に、クルマなしでも免許を持ってなくても生活できるのは、東京とその近郊(同じ東京でも多摩地域などは、クルマがないとキツいところもある)や京阪神、そして名古屋とか福岡の都心部などに限られると思います。
地方でも大都市なら、運転できなくても大丈夫じゃない? と思う人もいるでしょう。
実際、例えば故郷に近いこともあって自分がよく行く仙台などは、仙台駅周辺の市街地であれば、確かにクルマなしでも暮らしていくことはできます。
でも、せっかく郊外の自然に恵まれ、観光やレジャーを楽しもうと思っても、そこに行く公共交通機関の充実という点では今ひとつ。
つまり、地方に住む楽しみは、クルマがないと半分そがれるようなもの。
もちろん友人や知り合いをつくって、その人にクルマの運転を任せて、ということも可能でしょう。
ただ個人的には、ひとりで他人に気兼ねなく過ごすほうが好きな私みたいな性格の人だと、地方に住むのは難しいなというわけです。
最近は昔の旅を懐かしみ、「あの頃はよかった」なんてこともつぶやいている私。
コストの問題や人件費の高騰、人手不足など課題は山積みですが、鉄道を含めた「公共交通機関の維持」については生活の面だけでなく、観光の面からも考えていいのではと感じます。