その1に引き続いて、その2です。今回は「手放してメッチャ後悔しているシリーズ!!」ww
こちらについても、前回同様過去の記憶頼みなので、インプレについてはややあっさり目になろうかと。。。平に容赦を。
まずはZON Legacy eliteV。はい。泣く子も黙る最強5弦ベースです。はい。手放してメチャメチャ後悔しております。
確か2005年製で、この頃はまだネックはトラスロッドが仕込まれていない旧タイプだったが、ボディはマホガニー製と、ちょうど現行モデルへの過渡期のような1本だった。
現行に比べると「バキバキ感」は強いが、マホガニーボディの影響か、それでいて音は非常にふくよかで広がりのある、素晴らしい音色でした。地を震わすようなドへヴィな低音(Low-B)も出れば、高音は非常にクリアで透明感のある響きで、ああ、ホントなんで手放したんだろ。おれの馬鹿ww。タッピングにコーラスをかませば、まるでゴスペル的な耽美的な音を出してくれたりもした。
フラットな指板に、ギリギリまで下げられる弦高(詰まりやデットポイントなど一切なし)。ややヘッド落ち気味な傾向はあったけど、それでも余りある演奏性の高さ!
正直現行の5弦は、(8弦を所有していることもあり)そんなに欲しいとは思わんけど、この時期のLegacyは、マジでもう1回手に入れたい。あー、くそ!
続いてはMike LullのP-4。この子も良いプレべでした。現在のプレべ(Sadowsky)に満足しているため、未練タラタラとまでは言わないが、金に余裕があれば手元に置いておきたかったのは確か。パッシブでの鳴りはサドよりも色気があって粘りのある音だったし。
このベースは2006年製だったかな。当時とりあえず良いプレべが1本欲しくて、色々見て回っているうちに、出会った1本。そこに行きつくまでの行程において、60年代のヴィンテージであったり、伝説のマスタービルダーである故ジョン・イングリッシュ師作のプレべであったり、カスタムショップ製のピノ・パラディーノモデルであったりと、色々出逢いはあったのだが、値段、音、演奏性等を総合的に判断してMike Lullをチョイスした。
音については、60年代的ながっつりヴィンテージ寄りのトーンです。指板がハカランダだったからでしょうか、倍音が豊かって言うんですかね。リンディ・フレーリン製の特性ピックアップも影響していたかもしれない。正にジェームス・ジェマーソンみたいな音でした。ボディがホントに軽くて肩に負担はかからないし、指板はフラットでネックもジャズベ並みに細く、演奏性も最高。ボディ厚を通常よりも厚くして音に奥行きを持たせたり、ハイポジ部分を弾きやすくするためにネックジョイント部にコンター加工を施していたり、Dチューナーを備えていたり、単にヴィンテージに回帰しているのではなく「進化」を感じさせるようなデザインだったのが非常に印象に残っています。
円高の影響なんでしょうか、今はMike Lullは20万円台で新品が買えるようになりましたが、当時は40万オーバーだったんだよなぁ。。いやいや、いい時代になったもんだ。