【過去の愛器たち その3】Sago New Material Guitars Ove4 | Takuzoです。Takuzoです。Takuzoです。。。

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主に趣味の音楽(愛機自慢や機材レビュー)のこと、まれに時事ネタなど超自己完結的に書いてます。
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たまねぎペン士Takuzoのひねくれへなへな日記-sago ove4 (2)
たまねぎペン士Takuzoのひねくれへなへな日記-sago ove4

尼崎にある工房Sagoに2010年にオーダーした1本。

実は、当初はビジュアル系アーティストを中心に多くのミュージシャンとエンドース契約を結んでいる某大手メーカーE社にオーダーする予定で渋谷の直営ショップに行ったのですが、そこで全っ然商売っ気のない店員にナメくさった態度を取られまして、ぜってーここには頼まねーとw
そこで何となくネットで調べて出てきたこのSagoというメーカーに、とりあえず問い合わせてみて、そこから何回か社長とメールのやりとりをしているうちに「まーここに頼んでみっか…」ということでオーダーするに至った、というわけです。

それでもやっぱ少しは迷いはありましたよ。正直Sagoなんて、今ではイケベあたりにたまーに入荷してきますけど、当時は扱っているお店なんて関東には一切なく、Youtubeとかに試奏(音)がアップされてるわけでもないので、本当に大丈夫なのかとww 決して安い買い物ではないし。まーでも、恋愛も楽器選びもハッキリ言ってインスピレーションと勢いが大事ってことで、ええい、任せた!と。。

理想としたのは「レンジが広くて、粘りがあって、深みのある音」
レンジを広くということで、ボディ材にはアッシュをセレクト。さらに音に深みを持たせるため、ボディ厚を通常のフェンダーベースより10mm厚い50mmにしてあります。指板は音性が好みだったホンジュラスローズウッドをセレクト。ボディカラーは、一目で自分のベースということがわかるようにしたかったため、カラーのイメージを伝え、完全オリジナルで塗装してもらった。本当は指板のポジションマークはLEDにしたかったけど、メンテナンスやノイズの問題があって取り扱いしてません、と社長にキッパリ言われたので断念しました。(とはいえ、現在はSagoさん、LED取り扱ってますよね…ww)


オーダー後、半年以上待って、ようやく納品!!

が、ここで1つ問題が。。。

ボディは最初1ピースアッシュでオーダーしていたが、付属の製作過程が映っているDVDで確認したところ、実は2ピースアッシュで施工されていたことが判明。いわゆる向こうの受注ミスってやつ。
そのことを指摘したら、「作り直します」との返事をいただいたが、これはこれで音的にも納得のいく良いベースだと思ったし、何よりもう半年以上待たされるのが耐えられなかったので、作り直しはしないことにした。

それなりにこだわりを持って作った1本なので、音も良く当初は気に入ってたんだけど、2本目をオーダーした際、ちょっとこのメーカーに対して不信感、というか、嫌な思いをしたことをキッカケに所有欲を失い、結局2本目ともども売っ払ってやった。