前回に引き続いて昔知り合いから手に入れたきっぷのお話。
戦後はインフレの中何回もの運賃改定が行われ
昭和26年には最低運賃が10円となり
入場券の料金も10円となった。
しかし、物資不足や需要がないことから
戦前に使われた切符をそのまま使用することもあった。
この深名線の朱鞠内駅の入場券も戦後6年経っても
なお昔のきっぷを使っていたのは驚きだよね。
でも、地方の私鉄はその上をいっていて
昭和40年代になっても戦前の切符を使用していた例を
いくつもみかける。