(注 これは、わたしが泊まった部屋ですが、その朝の写真ではありません)

8月21日の朝、いよいよ帰国です!ニューアーク空港から11時30分発のユナイテッド便に乗ります!絶対遅れないようにと、2時間前に空港に着くなら9時30分、朝、交通渋滞していたらいけないので、1時間半を見て8時にタイムズ・スクエアのホテル出発、ホテルでの朝の準備にたっぷり余裕をとって、5時30分起床!という計算で、スマホのアラームを“5時30”にセットしたつもりだったんですが‥‥。
なんと‼︎!目が覚めてスマホを見たら“6時50分‼︎‼︎えーーーーっ⁈!‼︎‼︎、なぜーーー⁈‼︎‼︎どういうことーーーーっ⁈!‼︎‼︎ 飛行機に遅れたらどうしよーーー‼︎‼︎
 これは慌てました‼︎‼︎人生でこんなに慌てたことがないくらい、いえ!ありません!すごーーーく慌てました‼︎‼︎そりゃそうです、飛行機に乗り遅れたら、日本に帰れませんっ‼︎‼︎

 なんで今日に限って寝坊をしたのでしょう⁈アメリカに来てからは、おそらく時差ボケのせいでしょう、毎日毎夜、24時前後に眠って未明の3時とか4時とかに目が覚めるのです、それもぱっちりと!なので、長女、次女、そして日本の長男夫婦にLINEを打ったりしてたのです。それでも日中は眠くなることもないのです、きっとアドレナリンが出まくっているのでしょう!なのに、最後の朝に限って、目が全く覚めなかったばかりか、目が覚めたら7時前だったのです‼︎‼︎やはり疲れもそうとうたまっていたのでしょう。それが、最後の最後に、こんなタイミングで出るなんて⁈‼︎‼︎うっそー⁈‼︎‼︎

(注 これもその朝の写真ではありません)

 慌てて跳び起き(“跳び起き”とはほんとに飛ぶようにベッドから跳び起きました!)まあ、服や荷物は前日の夜に整理して、スーツケースに衣類や飛行機で使わない小物など、大きなバッグ(ボストンバッグ?)にお土産をぎゅうぎゅうに詰め込んで、あとショルダーバッグ2つにいろいろなものを入れて、と、そこまではしていたのが功を奏しました!これを朝やろうとしていたら、飛行機に絶対間に合わなかったと思います!

(注 これもその朝の写真ではありません)

 なので、大急ぎで洗面、髪を整えて(わたしは髪が固くて、朝はいつも大爆発状態です!)、トイレを済まし、服を着て、残りの荷物詰めをし‥‥、“忘れ物はないか⁈ベッドの上、横、テレビの前のテーブル!洗面室とシャワー室には忘れ物はないか⁈洗面室とシャワー室には髪の毛とか絶対残したくない!クローゼットに服を忘れてないか⁈!窓側のテーブル⁈!‥‥

 全部終わったのが1時間後の8時!ぜんぜん速くない⁈!なんでそんなに時間がかかってんの⁈とにかく最初のハードミッションをクリアしました‼︎‼︎

(注 これもその朝の写真ではぜんぜんありません!だいたい大慌ての状態で悠長に写真なんか撮れるわけがないですよね)

 最後に、もう一回、部屋を見回して、“さよならー!ありがとー!最高だったよー!”と心の中で叫びながら部屋を出ました!すごーくあとで気づきましたが、ルームキーパーさんのためにチップを置いておくのを完全に忘れていました!そーとー前から考えていたのに!

 ショルダーバッグ2つを肩から斜めにかけて、本が2冊加わって5キロも重くなっているスーツケースに大きなバッグを乗せてごろごろと引っ張って、大急ぎでエレベーターに乗りました!

 で、フロントにっと、ここでお決まりのスマホ翻訳ソフトを片手に、“グッドモーニング!プリーズ!”ぐらい言ったでしょうか、“フロントの人が何か言ってきたらどうしよう⁈!わたしのもたもたで時間がかかったらどうしょーっ‼︎‼︎‥‥大丈夫でした(ほっ!)、"Thank you!"とか言われたような、にっこり笑ってこちらも「サンキュー!」とか言ったか言わなかったか!また大急ぎでエレベーターです!

 エントランスを出たら、一番最初に迎えてくれたポーター?さんが近づいてきて、大急ぎで、これは準備していました、チップを5ドルぐらい渡したでしょうか、で、「サンキュー!サンキュー!」を連呼しながら、呼んでいたUberに飛び乗りました‼︎‼︎おーっ!とうとうここまでは来た‼︎‼︎どうか渋滞していませんようにーっ‼︎‼︎

 

あら〜!、していますね、渋滞‼︎ちょっと青ざめました!


 まあ、これなら、渋滞していて空港まで1時間半かかったとしても、空港に着くのが9時半!搭乗手続きにいろいろ手間取ったとしても、出発の11時半までは2時間あるから、なーんだ!ぜんぜん大丈夫じゃないかー!

 そのUberの中で、人の良さそうな運転手さんが親しげに話しかけてくるのです、なんでもチベットから出稼ぎに来てるんだそうで、「TOYOTAのハイランダー最高!」で、週500$でレンタルしてるんだそうです。そしてUberでの稼ぎは週1500$だそうです、ということは、月4000$!“日本円に145円/$で換算すると約60万円⁈えーっ!そんなに収入があるのー⁈週に250人乗せるそうですよ!この運転手さんすごい!9月にはチベットに一度里帰りするそうです!チベット!何かと遠いでしょうね!すごいエネルギーですね!さすがニューヨーク‼︎わたしもニューヨークに出稼ぎに来たーい!(金額などが掲載されていますが、運転手さんの具合いが悪いことになりませんようにお願いします)

 もちろんこの会話は、わたしが英語でしました!運転手さんはゆっくりな英語で話してくれたんです!チベットからの運転手さんなので、英語を覚えたばかりなのかもしれませんね。なので、運転手さんの英会話に、わたしもなんとかついていけたんです!ところどころわかっていませんが相槌は打っています!こんなに会話したの、初めて!いやー!よかった!こんなに会話ができて‼︎それに、この運転手さんは、なんと日本語も話せるんです!日本にもいたことがあるんだそうで。なので、わたしと運転手さんとの会話は、英語と日本語の混じった二か国語の会話です!

 わたしは今回のアメリカ旅行で英会話がほとんどできませんでした!速いんです、みなさん!さらに発音がつながってるんです!だから、何回聞いても聞き取れないんです‼︎6歳から夏休みはセサミストリートを毎日1時間観て育ったというのに、中学、高校、大学と英語を習い、教員なので、ここ20年ほどは、ALT(英語指導教員)のネイティブの先生と、努めて英会話をしていたのに!は〜‥‥‥。

 わたしは、その運転手さんに「ニューヨーク最高!ニューヨーク・イズ・ワンダフル!」と実感を込めて、何度も何度も言いました。これで、ニューヨークとも、アメリカともお別れです!

 マンハッタンの超高層ビル群を遠目に眺めながら、ニューヨークにお別れを言いました。今の気持ちはというと、一番当てはまるのは、“虚無感”ですね。もちろん、“

とうとうやり終えたー!”の達成感、“面白かったー!”の満足感、“これで日本に帰れるー!”の終わった感は大きいです!ほんとに!疲労感は感じませんね、疲れはかなり溜まっているはずです、何せ11日間の長旅!大冒険旅行ですから、でもアドレナリンが出続けなのでしょうか、疲れは感じません。“虚無感”なのです。心にぽっかり穴が空いたような感じ。それに、あれもやりたかった、これができなかった、という思いも、努めて考えないようにしているんですが、時々、心の中に浮かんできます。その感じが、超高層ビル群が次第に遠くなっていく感じと重なります。本当にさようなら、ニューヨーク!ありがとう!楽しかったよ!




 実は、なぜか、ほんとになぜか、飛行機の出発時刻を1時間間違えていたんです!ほんとの出発時刻は“10時30分”!先ほどの計算では、空港到着後に1時間しかありません!この出発時刻間違いに気づいたのは、空港の搭乗手続きカウンターでチケットを見たときです。ええーっ!飛行機で出発時刻を間違えるなんて、またまたありえない痛恨のミス‼︎‼︎これが致命的なミスにならなければいいのですが!




 ニューアーク空港も超巨大空港です!“ターミナルC”の位置を前日までにちゃんと調べておきました!(やるー!)なので、間近までUberで運んでもらい、降りたらすぐ目の前が搭乗手続きカウンターでした。順調です!(どこが⁈ここだけ⁈)

 搭乗手続きカウンターでスーツケースを預けます。ここがまたまたミッションインポッシブルです!長女が「預けるスーツケースは、20キロまでよ!」と言っていたのです!それで携帯のつるし式の重量計を長女がくれていたのですが、それを日本に忘れてきていたのです!もし20キロを超えていたら、いえ、間違いなく超えているでしょう、カウンターの前でスーツケースを開けて.中の荷物を出さなくてはいけなくなるでしょう!そうなったら、とにかく下着とか、バスタオル(大西洋で海水浴をするために水着とバスタオルを持って行っていました、結局、泳ぎにはいけませんでしたが。)とか、もう大きなバッグ(ボストンバッグはお土産でぱんぱんです!2つのショルダーバッグも大して入りません!)捨てれるものを捨てて重量を減らすしかないのでしょう!と、これが前日までに立てた、このハードミッションをクリアするためのわたしのプランです!一番単純な、そして何の工夫もないプランですね!大混雑の空港ロビーの床にスーツケースを全開にして、下着とか小物とか、ゴソゴソやってる姿!想像すると恥ずかしい!アメリカ旅行の締めくくりがこれ?!あ〜あ‼︎‼︎

 カウンタースタッフの人が、スーツケースを重量計に乗せます、すっごく重そう!わたしもデジタル表示を見つめます!息が止まってます!あら〜“25kg”まずーい!と思った瞬間、スタッフの人が“40$です!”みたいに言いました!なんと!重量オーバー分の追加料金を払えばそのまま乗せてくれるのです!“おー!よかったー!なーんだ!40$⁈安い安い!払います払いますっ!”って感じで40$払って重い重いスーツケースを預かってもらいました、ほっとしました!またまたミッションクリアです!

「(40$はあいまいです)

(『とうとう着きました、ニューアーク空港!もう帰ります、日本へ!』の記事に続きます)