2023/8/12 メイコンでの夕食です。アメリカに来たら、やっぱり!なんといっても!これも絶対欠かせないでしょう!特大分厚いステーキ!

 さて、今まで、たとえばニューヨークを舞台とした映画『プラダを着た悪魔』で、アン・ハサウェイが扮するアンドレアが、メリル・ストリーブ扮する鬼編集長に無理難題を言われて東奔西走、悪戦苦闘する、その難題の一つが開店前のレストランの「ステーキを食べたいわ。」で、なんとか店の人に無理を言って焼いてもらって買ってきたら、「なにそれ?いらないわ!」と言われて、さすがに頭に来たアンドレアはステーキを皿ごとキッチンの陶器製のシンクに「ガッシャーン!」とぶちまける、というシーンがありますが、あのステーキの巨大なこと!分厚いこと!そして美味しそうなこと!!やはり、アメリカといえば、巨大で分厚いビーフステーキですよね!なので、アメリカでの3日目の“ディナー”は、ステーキです!!

 メイコンの街並みの中程にある、目抜通りの角にあるレストラン『オリバーズ』に長女と食べに行きました。予約なしで行って、入り口から入ったところの受付のの背のすごく高い(190cm以上ありそう)、すらっとしてるけれど、きれいな筋肉質で、イケメンの男性スタッフに娘が何か言うと、男性スタッフがとてもキュートな笑顔で対応してくれました。案内されたテーブルは、カウンターを通り越して奥に入ったすぐの壁沿いの席でした。若くてかわいらしい女性スタッフ(黒のフリフリのミニスカートに胸のトップギリギリまでの、やはり黒のノースリーブ姿で、凝ったデザインのタトゥーを太ももに入れていたかな)が、すごーーーーい早口で何かを説明してくれました。ちなみに彼女は他のテーブルのお客にも同じようにすごーーーーい早口で説明していたので、「あれが彼女の自慢のパフォーマンスなんだろうな、よくあんなに早口で言えるな、それによく覚えてるな、アメリカらしい、いいもの見れたな!」と感動していましたが、娘は、「いっぱい言わなくちゃいけないから、ただ急いでるだけ」と、あっさり言っていました。で、彼女の“すごーーーーい早口”の説明は、娘が言うには、要はメニューや料理の説明と、「注文がきまったら私に言ってください」だったらしいけれど、とてもそれだけではないような、店のオーナーからメイコンの名所まで説明したんじゃないかと思うくらいはしゃべりまくっていました。で、ウルトラスーパー早口の彼女が去って、メニューを見たら、当然英語で私はスマホの翻訳アプリで日本語に訳して見て、娘とあれがいいこれはどうだと、楽しく話して、やはり“ステーキ”を選びました。あと、前菜とデザートも一緒に注文しました。
 さー、まず前菜が、ほどなく運ばれてきました。思えば、アトランタの『ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港』に着いたのが23時ころだったので夕食は乗り継ぎのデンバー空港で15時ごろに食べた、これまたローストビーフたっぷりの大きなサンドイッチが夕食のようだったし、昨日は、メイコンのホテルに20時ころに着いて、その足でホテル近くのビアパフ?でこれも大きなピザとサラダ(なんとびっくり!大きな生のピーマンを長くカットしたのと、長丸のプチトマトとたっぷりの“パテ”?)だったので(ビールはすごかった!50種類もあった!)を食べたので、アメリカに来て、前菜からメインディッシュ、そしてデザートと、コース料理ではないけど、“本格的なディナー”?を食べるのは、今が初めてです!!
 前菜は、トマトの薄切りにやわらかいチーズを乗せてドレッシングをフランス料理風におしゃれにふりかけたサラダと、日本での“サニーレタス”のような葉野菜を小さくカットして、あと、ベーコン?の角切りと削ったチーズがふりかけてあるサラダで、これがもうお腹いっぱいになるくらいたっぷりでした。
 さていよいよ、ステーキが来ました。おー!大きい!そして分厚い!いい感じです!さあ、どうかな?食べてみて?おー!おいしい!やわらかい!肉の味もいい!アメリカの牛肉というと、どうしても、映画のカウボーイが「ハイヨーッ!」みたいな、何百頭もの牛を広い広い牧草地で放牧しているイメージなので、そういう飼い方の肉牛の肉は固いんじゃないかなと思ってしまってたのですが、全然そんなことはありませんでした。よかった!美味しかったです!
 この日以降4回、割と高級なレストランで、全ての店でやはりステーキを頼んだのですが、どのレストランのステーキも、大きくて、分厚くて、柔らかくて、美味しかったです。

 デザートは、私はチョコレートアイスのイチゴ乗せ、娘はアイスとケーキで、これまたたっぷりで、美味しく美味しくいただきました。