パイオネックスの種類による使用方法の違い | もゆは訪問はりきゅう施術ブログ

もゆは訪問はりきゅう施術ブログ

訪問鍼灸や治療について気付くことを投稿しています。
脳梗塞後遺症、パーキンソン病、脊柱管狭窄症などの痛みで困られている方、身体に痛みや痺れがあって歩行困難、通院困難な方の施術サポートをさせて頂いています。

今回は鍼治療でよく使われるパイオネックス(円皮鍼)について書いてみたいと思います。




あくまで個人的に考えた使用方法です。

一般的な使用方法とは違うかもしれませんが、ご了承お願い致します。



何故こういう考え方に至ったかと言いますと、、

17年以上も前のことになりますが、、鍼灸の学生時代にあるアクシデント(詳細は省きます💦)によって心身共に不調となり、自分自身の体調をコントロールするのに、いつも円皮鍼や皮内鍼などを使って何とか日常生活を送っていました。

それからつい最近まで、ずっとその状態が続いていたため、結果的に自分自身のセルフケアで円皮鍼を使った治療経験をたくさんしました(失敗も沢山しました😅)。それでいつかその経験について書いてみたいと思っていた、というのが今回投稿した理由です。 



ーー自分自身の症状と経過についてーー
あるショッキングな出来事💦があって、仕事を続ける気力を失い、心身喪失状態となったことにより、以下の症状が出現。

右目の痛み、頭痛、腕や背中の痛み、耳鳴りがまず最初に起こりました。
ついで、耳の聞こえが悪くなりだして、それが徐々に日が経つにつれ、幻聴に変わるようになりました。
それがさらにひどくなり、幻覚やふらつき、視力低下も現れ始め、とても普通には日常生活を送れなくなりました。
それからしばらくして、続けるのが難しいという理由で、鍼灸学校を1年間休学しました。
結局、学校を1年間休んでも、何件も病院を受診しても、あまり症状は楽にはなりませんでした。
どうしようもなかったので、自分で東洋医学の勉強をしながら症状を緩和しようと思い、ほぼ毎日何かしらのセルフケアを続けて17年ほど経過したという感じです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


以上のような流れがあり、その際に効果があると思った円皮鍼の使い方が以下のような方法です。




もう少し具体的に書きますと、、

0.3㍉・・69難や奇経従穴の補法、神経リンパ反射付近で、押すと痛みがある血行の悪いところに使用。また耳鍼や頭皮鍼にも使用する場合があります。
0.6㍉・・コリの面積が小さく部分的にかたくなっている血行の悪いところ。主に経絡上のツボに使用。また奇経主穴や浅い部位への瀉法としても使用。

0.9㍉・・69難などの少し深い部位への瀉法や筋膜の萎縮・癒着の原因となるようなしつこいコリの持続刺激に使用。鍼の苦手な方への置鍼にも使用します。
1.2㍉・・コリの面積が大きく周囲も全体的にかたくなっている血行の悪いところ。主に経絡上のツボに使用。鍼の苦手な方の少し深い部位への置鍼にも使用します。




・・

だいたいですが、こういういう感じです。


もし、どなたかの治療の参考になったり、お役に立つことがあったりしたらうれしいです😊🌟




今回は以上です。

今後ともよろしくお願いいたします。