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 天気は上々。道の駅「ゆーさ浅虫」の朝風呂に入って、出発。


    
 三戸は童話作家の「馬場のぼる」さんの出身地だそうで、ネコのキャラクターがいっぱいです。ファンのひろこさんはニコニコです。
僕は、隣の建物の郷土料理「ひっつみ」の美味しさに感動! 小麦粉の生地をうすくのばしたものを(シュウマイの皮みたいに・・)、煮干しベースの野菜スープに入れて煮込んだ一品で、ゴボウや野菜の味が際立っています。あんまり美味しいので、お代わりしちゃいました。


     
 久慈は、朝ドラの「海女ちゃん」で一躍有名になりました。はっきり言って、ひろこさん衣装着ても負けてます。


   
 名前がひろこさんの目にとまり、山奥の温泉に行きました。チョット珍しいアルカリ度数の高い温泉で快適、浴後は肌がツルツルです。早速、ひろこメモ「今度来たときには泊まりたい温泉」リストに入りました。ゆっくりして、夜に道の駅「くじ」に戻り、お泊りです。


   
 4日朝、隣におられた 群馬にお住いの中江さんと情報交換。関東の磯部温泉のホテルで「板前」として45年務め、退職して車を買って全国を回っておられるそうです。北海道で買ったという「うり」を戴きました。ひろこさんは、またまた農産物を買い込みました。「もう何も買わない!」と言いながら、道の駅に着くたびに何か買い込んでいます。困ったものです!


    
 廃校になった「分校」を改装した道の駅です。面白いです!



       
 「区界高原」「はやちね」は24時間「道の駅スタンプ」が押印可能との事なので、夜になるけど言っちゃおうかァーということになり「ナビ」に入力。これが間違いのもとでした。
ナビが示した三田貝(みたかい)分校から区界(くざかい)高原方面のルートは、林道を通る最短コースです。舗装されている二車線の道路は、急峻な山の間を縫いながら進むアップダウンのきついルートです。僕的には好きなルートですが、ひろこさんの買い込んだ大量の農産物でかなり重くなっているハイエースは、あえぎながらやっとの思いで30数キロを走り切り、国道106号線にたどり着きました。でも、ここまではまだよかったのです。
区界高原からはやちねに向かうルートは県道43号線です。「県道だからさっきの林道よりいいわよね!」と言うひろこさんの期待は、もろくも裏切られることになりました。
しばらくは集落もあり舗装されていました。舗装と未舗装が何回か繰り返され、やがてこの先舗装はされてないなと気が付いた時には、道は車のすれ違いもできないような狭い山道になっていました。すれ違いの為にやや広くなったところでも、路肩が怪しくUターンは無理でした。ひろこさんは「知床」の悪夢が甦ったみたいで、少し怯えていました。6時前ですが山の日暮れは早く、ヘッドライトを点けないと視界を確保できません。ところどころぬかるんだ狭い山道を、ホーンとパッシングで対向車に合図を送りながら慎重に進みました。人家も対向車もなく、最悪どこかで夜明かしかなァと思い始めた時、ふいに視界が開け道も広くなりました。あっけにとられているうちに、舗装された二車線でガードレールもある県道25号線に出ました。ひろこさんもホッとして、やっと笑顔が戻りました。200mで道の駅「はやちね」に到着。7時5分。駐車場に我々以外車は見当たりません。ここで泊るつもりでしたが、ひろこさんが「なんか怖い!」と言い出したので、道が怪しくなったらここに戻るということで、25号線を「紫波(しわ)」方面に向かいました。案の定、しばらくして舗装が切れガードレールもなくなりました。ただ、道幅がすれ違い可能な分確保されているのが救いでした。もう少し行っててみよう、もう少し・・・突然、道路上ヘッドライトの中に何やら動く影が・・・2頭の大きな鹿でした。すぐ藪に消えましたが、「ここにも居るんだネ」と話してる間も無くまた鹿です。こんどは4頭です。「最後のサービスかしら・・・」鹿では驚かなくなっているひろこさんは余裕です。僕も、峠を越えて遠くに明かりが幾つか見えてきたのでホッとしていました。夜8時、道の駅「しわ」到着。車もいっぱい止まっていました。長い一日が終わり、ひろこさんが言ってくれました。「てつ、頑張ったね!」


  
 8月5日快晴。紫波は盛岡のベットタウンであり、フルーツの里です。
いよいよ東京の自宅に戻る日です。おまけに、僕の誕生日です。



高速に乗って、休み休み 530キロ走って夕方自宅到着。日本一周の第一ラウンド 78日間・11800キロの旅が終わりました。
ひろこさんは「第二ラウンドは9月の終わり頃かなァー」と言っています。それまで僕は、車の改造で忙しい日々を送ることになりそうです。その過程をアップしますので、また時々お逢いしましょう。 それまで さようなら!!