大袈裟ではなく、私は「日本は大きな選択の岐路に差し掛かっている」そう感じています。
何のことを言っているのかと言いますと、「東京都知事選挙」のことです。
今回の東京都知事選挙には、日本全体を巻き込むような今までにない大きな志を持った人が立候補しています。
私はこの人をずっと見てきましたが、どうやら本物のようです。
その人の名は「石丸伸二さん」です。
西郷隆盛は「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。 この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」という名言を残しました。
人は自分が優位に立つために、まず組織を作ろうとします。
あるいは既にある組織を利用しようとするものです。
組織というバックがないと選挙が戦えない、それが今までの政治のセオリーでした。
そのために莫大な金銭が必要であり、先進国も後進国も皆同じスタンスでそういう選挙を繰り返してきたのです。
日本ではこういう選挙や政治を見て、国民はもううんざりしていました。
うんざりはしていましたが、自分から火中の栗を拾う人はなかなか現れませんでした。
これが政治が疲弊して経済が疲弊している、最大の原因です。
石丸伸二さんは「政治が三流ならば、経済も三流になる」と言い切りました。
「組織はトップの理念以上にはならない」という言葉があります。
理念というのは、一人一人の生き方そのものであり、どんな時にもブレない背骨、哲学のことです。
しかしこの理念ですが、人の理念や志は何かによって簡単にブレてしまい変わってしまいます。
人間には欲というものがあり、意欲のある人は私欲も強いものです。
逆に私欲の少ない人は、意欲も少ないものなのです。
今までは意欲も私欲も両方ある人が政治家になっていました。
それは国民もそうだったのであり、だからそういう人を選んでいた訳です。
しかし、人間は歩みは遅いですが、確実に一歩ずつ進化の方向に進んでいます。
皆さんの生命というのは、気づく気づかないに関わらず、進化の方向に進んでいます。
進化というのは肉体の話ではなく、魂の話です。
皆さんの魂は、「完全」の方向に向かって、永遠の時間をかけて進んでいます。
それを「生命の進化」と言います。
石丸伸二さんという人の魂は、私たちよりも進化している、私はそう思っています。
だから彼が言う一言一句が魂にズシンと響いてくるのです。
2000年前に、生命として進化している人が現れました。
その人は、石丸伸二さんと同じように、人として正しい道を説きました。
その人は組織を作るつもりは毛頭なかったのですが、後の人が組織を作ってしまったのです。
それがキリスト教です。
組織を作れば、人は自分と組織を守る為に、肩書きや金銭に固執するようになるのです。
どの組織を見ても、多かれ少なかれ、そのようなものが見て取れる筈です。
そのことが石丸伸二さんは分かっているから、だから組織を作らないのです。
しかし、いくらこのような志があっても、選挙に勝てるとは限りません。
もし選挙に勝つとしたら、そこに大きな力が働く必要があります。
それは言葉で言うと「霊力」です。
霊力は霊能力のことではありません。
霊能力が爪の先ほどの大きさだとしたら、霊力は身体全体の大きさであると言えます。
霊力が働くということは、天が応援していると言うことです。
天というのは、宇宙全体のことです。
宇宙は生命の進化のために存在しています。
魂と精神とはコインの裏表の関係であり、魂とは「意識と意志」のことです。
そして、魂は永遠に生き続けます。
魂は死ぬことができないのです。
だからこそ、意識を高くして、意志を強くしていくことが重要なのです。
そのために私たちは肉体という物質の身体を持って、この世に生まれてきたのです。
肉体を持っているが故に私たちは欲という誘惑になんと弱いことでしょうか。
魂がどれだけ進化しているかを表す物差しのことを「霊性」と言います。
「霊性の向上」は本当に難しいことの1つです。
石丸伸二さんを見ていますと、霊性が高いのに更に霊性を向上させる方向に進んでいます。
意識を高くすれば意志が強くなり、意志が強くなれば更に意識が高くなります。
東京が変われば日本が変わります。
日本が変われば世界が変わります。
トップの霊性以上には組織はなりません。
日本という国が今、天から試されている、私はそう思っています。
石丸伸二さんという人が日本に現れたのは偶然ではありません。
偶然というのは一つもありません。
すべて、原因があり、結果があります。
東京が変わり、日本が変わる、そして世界が変わっていく、そのための原因を作るという大仕事を東京都民と日本国民が天から託されているのです。
私はそれを応援しつつ、注意深く見守っています。