タイトルは「魂の法則」ヴィセント・ギリェム著 小坂真理訳 です。

 

 

この本には、著者が幽体離脱で会ったイザヤという霊的な存在から教えられたことが書かれていて、①進化②自由意志③霊的裁き④愛 の四つの章で構成されています。

 

私はこの本を読んで、自分の生き方が霊的な視点で見て間違っていないという確認ができました。

 

視点には霊的な視点と物的な視点があります。

この本もシルバーバーチの本も、どちらも霊的な視点で描かれています。

ですからほぼ同じような内容になってしまうのです。

私たちが日常使っているのは物的な視点です。

私たちが「いのち」のことがわからないのは、物的な視点でしか見ていないからです。

「いのち」は霊的な視点で初めて見えてくるものです。

 

皆様もこの本を読んで、ご自分の魂が客観的に見てどの立ち位置にいるのか、また魂の霊性を向上するために何をどうしていけば良いのかを確認して参考にしていただければと思います。

 

この中で、「霊性が向上すれば環境が変わる」とハッキリと言っていますが、私ももちろんそう思っていますし、それを体験しています。

ぜひ皆様にも環境が変わることを体験していただきたいです。

またこの本には、現在の社会のこと、そして未来のことも書かれています。

 

この「魂の法則」は2008年にスペインで出版されました。

日本では2014年に出版されています。

さらに著者と訳者のお二人とも、日本語版をなるべく安価にしたいという希望から印税を放棄しています。

 

更にありがたいことに、「魂の法則」の全ページが読めるようにWEBサイト上に公開されていますので下記にリンクを貼り付けておきます。

横書き版 と 縦書き版 があります。

 

横書き版

https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf

 

縦書き版

https://www.uv.es/vguillem/TamashiiNoHousoku_iPad.pdf

 

(追記)

この本には「シルバーバーチの霊訓」同様にさまざまな真理が描かれていると思います。

ただ疑問なのは、自分に起きることを全て過去のカルマで片付けるのはどうかな、という点です。

確かに原因と結果の法則からしてもカルマかも知れません。

しかし私は自分の目の前に置かれる困難や障害は、自分の魂を成長させるための有り難いものである、という前向きな捉え方の方が好きです。

 

それからもう一つ、真理に辿り着く山の登り方にはさまざまな方法があるということを知っていただきたいと思います。

 

ヴィセント教授の場合には、幽体離脱という方法で真理を知ることができました。

しかしこの方法はあくまでも知識を得ただけであり、実践できたわけではありません。

私は、知識は肉体の脳にインプットするものであり、実践は肉体を通して魂が習得するものである、そう思っています。

 

私はヴィセント教授とほぼ同等の知識を実践を経て習得していると自負していますが、意図的に幽体離脱をしたことはありません。

確証はありませんが、私の方法はおそらくインスピレーションというものだと思います。

何かこう必要なものだけがその都度降りてくる、そんな感じです。

それと寝ている間に様々な体験をしているのも分かります。

本当に大事なことだけは覚えていますが、あとは普通の夢と同様に忘れてしまうことも多いです。

今こうして書いている文章も、今朝思ったこと(多分インスピレーションで降りてきたこと)

を記しています。

 

それからもう一つ、この本には 自由意志 のことが詳しく描かれていますが、すごく参考になりました。

 

富士山に例えると、今までに私が得た知識はまだ一合目あたりに過ぎない、そう思っています。

人にはそれぞれの立ち位置があり、それぞれの登り方で知識を習得して、実践していけば良いと思います。

ただ実践しなければ魂は進化していきません。

そこに自由意志が人間に付与されている意味があるのではないでしょうか。

 

この本に出会えたことを感謝しています。