初詣 | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 1月7日(土),祓ヶ崎稲荷神社(宮城県塩竈市尾島町),志波彦神社鹽竈神社(塩竈市一森山),御釜神社(塩竈市本町),曲木神社(塩竈市新浜町一丁目 籬島)に初詣に行って来ました。令和5年が穏やかな1年となると良いですね。そのためには,改めて集(密集)・近(接近)・閉(密閉)を徹底的に忌避し,新型コロナウイルス(中共・武漢ウイルス)感染症の拡大を防止する必要があります。1月21日(土)から支那の旧正月「春節」に合わせた7日間の大型連休が始まります。まず,この期間は支那人が集まる場所では特段の注意が必要でしょう。

 

 祓ヶ崎稲荷神社です。江戸時代仙台藩主が鹽竈神社参拝の折はこの地において祓い清めた後参拝したことなどから,鹽竈神社の祓所としての役割を担っていたとのことです。宮城県神社庁の神社検索によると,祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ),猿田彦神(さるたひこのかみ),大宮賣神(おおみやのめのかみ)です。由緒は,「創祀年月は不明ですが,文政3年(1820年)7月社殿を再建し,京都の伏見稲荷大社から霊璽を奉遷して正式に稲荷神社となりました。平成元年11月に現在の社殿を改築し竣工」したとのことです。鹽竈神社氏子三祭(帆手祭,花まつり,みなと祭)において,祓ヶ崎稲荷神社宮司・榊原久康氏が鹽竈神社の神輿を先導する猿田彦役を務めています。

 

祓ヶ崎(1)

 

祓ヶ崎(2)

 

祓ヶ崎(3)

 

祓ヶ崎(4)

 

祓ヶ崎(5)

 

 志波彦神社拝殿です。

 

志波彦

 

 鹽竈神社別宮拝殿です。

 

鹽竈(1)

 

 鹽竈神社左右宮拝殿です。

 

鹽竈(2)

 

 境内末社です。向かって右から神明社,八幡神社,住吉神社,稲荷神社です。

 

境内末社

 

 御釜神社です。鹽竈神社の末社で,祭神は鹽土老翁神,鹽竈神社別宮の祭神と同じです。

 

御釜

 

 牛石藤鞭社です。御釜神社の境内社です。

 

牛石藤鞭

 

 曲木神社です。島の名称は「籬(まがき)が島」,住居表示は「籬島」(ただし,住民はいません。)です。鹽竈神社の末社で,祭神は奥津彦大神,奥津姫大神の二神です。毎月1日に志波彦神社鹽竈神社神職によって月次祭(つきなみのまつり)が斎行されます。7月31日には宵祭,8月1日には例祭が斎行されます。島の名称の由来は,曲木神社縁起によると,「この島には柏槇の曲がった大木があったので,こう呼ばれるようになった。」とあります。ただし,「籬」の字は竹の粗い垣根を意味し,「神籬」は「ひもろぎ」と読んで地鎮祭の注連縄の囲いのことですから,「籬が島」は神の島ということであると考えられるとの説もあります。この島は,平安時代から和歌に詠まれる歌枕の地でもありました。源融(みなもとのとおる。嵯峨天皇の皇子,左大臣,「源氏物語」の光源氏のモデルの一人と言われています。)が塩釜湾(千賀の浦)を模して六条河原院(現・京都市下京区下数珠屋町通間之町東入東玉水町,「渉成園」)に作った庭園にも籬が島があり,塩竈を見たこともないはずの貴族らが籬が島をはじめとする塩竈を多数和歌に詠んでいます。平成26年に国の名勝「おくのほそ道の風景地」に指定され,平成28年に日本遺産「政宗が育んだ“伊達”な文化」の文化財の一つに指定されました。

 

曲木(1)

 

曲木(2)

 

曲木(3)

 

曲木(4)

 

曲木(5)

 

曲木(6)

 

曲木(7)