12月1日(木),志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山),御釜神社(塩竈市本町),曲木神社(塩竈市新浜町一丁目 籬島)に朔日参り(詣り)に行って来ました。
なお,午前11時から鹽竈神社で嘉津良比(かつらい)祭が斎行されました。この祭は,「神迎祭」(かみむかえまつり)とも呼ばれ,陸奥國を開拓鎮定された武甕槌神,経津主神を迎えた神事と伝えられるもので,神饌(しんせん,神に供える酒食)の中心が嘉津良比,すなわち「かぶともち」です。「かつ」は搗(つ)くこと,「ら」は意味のない接尾語,「いひ」は飯で,「嘉津良比」は「神に供える餅」を意味するそうです。嘉津良比祭は「勝來祭」とも書きます。一ノ蔵 「勝來」(かちき)という本醸造酒がありますが,これは「勝來祭」から名を頂いたものとのことです。