浦戸諸島・菜の花ウォーク(第2回) | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 4月24日(日),御朱走松島(ごしゅらんまつしま)の「65th.浦戸諸島・菜の花ウォーク」に参加しました。朴島,寒風沢島,野々島,桂島の菜の花を巡るウォーキングです。今日は,その第2回です。

 

 野々島桟橋に到着しました。

 

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 宇内(うね)浜で昼食休憩です。美しい遠浅の砂浜で,干潮でしたので対岸の島と陸続きになっていました。「ゆるりと過ごす 大人の島じかん」,爽やかな晴れであれば最高です。

 

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 野々島共葬墓地に夜泣き地蔵,六地蔵があります。向かって一番右が夜泣き地蔵,一つ置いて六地蔵です。夜泣き地蔵は子供の夜泣きが治ると言い伝えられ,各家々ではこのお地蔵様にお願いしたそうです。古代インドでは生類は六道(天道(天上道とも)・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)を輪廻転生する(つまり,永遠に死なない。)とされ,これは苦痛であると捉えていました。釈迦(ガーダマ・シッダールタ)はこの世のことはすべて無常と悟ることによって,この輪廻の輪から抜け出る(解脱する)ことができると考えました。解脱すると仏陀(如来)となりますが,一歩手前の存在が菩薩です。お地蔵さまも菩薩です(地蔵菩薩)。六地蔵は,六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものであると言われています。

 

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 菜の花畑です。ここでS氏から白菜の採種について説明を受けました。

 

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 野々島桟橋から石浜桟橋へは渡船に乗ります。船長は先程のS氏です。

 

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 石浜桟橋に到着しました。

 

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 海を見ながら歩きます。

 

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 菜の花畑があったのですが,かなり刈り取られています。白菜を含むアブラナ科の植物は容易に交配し,雑種になってしまうため,必要な量以外は刈り取ってしまうそうです。土・日曜日だけ桂島に住んでいるという住所不定・年齢不詳(本人言)の男性に説明していただきました(笑)。

 

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 「浦戸諸島「海と花の物語」」の桂島ガーデンです。風見鶏の「ガー子」はウクライナ国旗の青と黄です。ロシアによるウクライナ侵略に反対し,ウウクライナの平和を願っているのでしょう。

 

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 臨済宗妙心寺派の寺院のようですが,詳細は不明です。

 

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 立派な仏像があります。

 

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 桂島桟橋です。ここで解散し,マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)行き午後2時31分発の塩竈市営汽船に乗ります。マリンゲート塩釜までの運賃は520円です。

 

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 午後2時54分頃マリンゲート塩釜に到着しました。所要時間は約23分です。

 

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 私は,今年も浦戸諸島には何回も行ってみたいと思っています。皆さんもいかがでしょうか。